「先生」って呼ばれることがセラピストをダメにする!

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あなたの職場では、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士のことをどのように呼んでいますか?何故か医療業界では、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士のことを「〇〇先生」と呼ぶ傾向があります。それってあまり良くないと思うんですけどね。

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「先生」って呼ばれることを否定しないのか?

私は新しい職場に行って「やまだ先生」と呼ばれると、必ず「やまださん」って呼んで下さいってお願いします。新しく行く職場で先生って呼ばれるような行為を何もしていないのに、そのように呼ばれることに違和感を感じるからです。

でも、一般的には「先生」って呼ばれることを否定しない理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は多くいると思います。

  • 職場で伝統的にそのように呼んでいる
  • 気分がいいから否定しない
  • いまさら否定するのが面倒だ

まあ、いろんな理由がありますが多くの理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は「先生」と呼ばれることを否定しない現状があります。

新卒でも「先生」なんだよね

新卒で病院に就職して働き始めると、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士は初日から「先生」と呼ばれます。同じように新卒で就職する看護師さんたちは「先生」ではなく「さん」づけで呼ばれますよね。この差ってなんなんでしょうか?

看護師とリハビリにそんなに差があるのかって思っちゃいますよね。

私が担当した患者さんの中には、

「若い人にでも先生って言っておくと機嫌がいいから」

って言うている方もいました。そうか、気分良くしてもらってるんだ。

看護師との比較

理学療法士も作業療法士も「認定」や「専門」の療法士の育成をしています。研修などを受けることで「認定作業療法士」や「専門作業療法士」という位置づけになるってシステムですね。

実はこの「認定」や「専門」という制度は看護業界にもあります。

ランクというか取得人数で比較すると、認定看護師を取得するよりも、専門看護師を取得することの方が難しいようです。

領域によっても異なりますが、認定看護師を取得するには半年間ほどの研修会を受講することになります。

また、専門看護師になるにはその前提条件として「修士」という学位を取得している必要があります。興味のある方は看護協会のホームページをご覧ください。

その研修の内容・量からいってリハビリテーション業界の「認定」「専門」とは比較にならないくらい看護師さんの「認定」「専門」のレベルは高いのです。以前20代の専門看護師さんの講義を聴く機会がありましたが、非常にレベルの高い講義を滑らかにされていて驚いたことを覚えています。けっこう衝撃でした。

だから、理学療法士や作業療法士だけではなく看護師さんこそ「先生」って呼んでもいいのではないかって思いましたね。

先生って呼ばれることに安住しない

本当の意味で「先生」「師」って思って理学療法士や作業療法士、言語聴覚士のことを「○○」先生って呼んでいる人ってどれくらいいるのかな?ほとんどいないでしょうね。

でも「先生」って呼ばれて勘違いしている若手セラピストは結構いると思う。

「先生」って呼ぶことを廃止したらいいのに、そんな風にはならないだろうね。

それなら、「先生」って呼ばれるにふさわしい理学療法士や作業療法士、言語聴覚士になることを是非若いセラピストは目指してほしい。けっして

「俺は先生なんだ、偉いんだ!へいへーい」

みたいなセラピストにだけはならないでほしい。

私は基本的には恩師以外を先生とは呼びません。

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