実習はAやBでなくても、合格すればそれでいい!

リハビリ学生さんの実習って、当然指導者から採点というか評価されますが、その成績についてはAとかBとかでなくても、とにかく及第点・合格点がもらえたらそれで良しとしましょう。本来絶対基準と言いますか、一定の基準があってそれに則って成績評価すべきものですが、指導者によって判定基準にブレと言いますか、誤差はありますから、点数気にせずギリギリでも通ったらいいんだってこと。(まったくの個人的見解です)

誤解してほしくないんだけど、合格すればいいって書いてますが、適当に手を抜いて実習してよいってことではないので勘違いしないでくださいね。点数に関係なく合格することが重要ってことを書いてるだけです。


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実習の評価の基準のこと

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の学生さんが必ず通過しないと卒業することのできない「臨床実習」という課題。それを引き受ける、病院や施設の職員は一応学校側から学生に対しての評価基準についてのマニュアルをもらったり、養成校での臨床実習指導者会議で説明を受けたりします。

だからと言って、全ての実習や施設において全く同じような基準でリハビリ学生に対してきっちりと評価を行えているかというと、必ずしもそうではないと思います。

実習をきっちりと点数で評価するのは難しい事です。

私もこれまで多くの学校の学生さんの実習を担当してきましたが、学校によっても学生に対しての評価基準は異なりますし、評価の項目も異なります。

同じ実習指導マニュアルを読んでいるんだけど、同僚と判断が分かれたりすることもあります。

だから学生さんは微妙な点数など気にしないでほしい。

合格と不合格の差は大きいが合格の中身は気にするな

わたしが、学生に対して 不合格 の判定をする場合には、一人で判断しない。必ず養成校と相談してから判断をするようにしている。学生が○年生かによって不合格の意味合いは異なるが、だいたい不合格なら留年でしょう。最終学年の場合だたら卒業できない可能性が高くなります。

それくらい不合格判定というものは重いものがあるので一人で判断しない。
職場の同僚と相談し、養成校の教員とも相談し、確認してから不合格にする。私にとっても、学生にとってもそれほど不合格というのは重い判断なんです。

だから、不合格判定を受けた学生さんはなぜ不合格だったのかってことをしっかり吟味してほしい。不合格には不合格であったという理由が必ずあるはずだ。

それを何とかしないと再実習でも合格しない。

しかし、合格判定はちょっと違う、一定の基準を満たしていれば合格であって、最高点から合格ギリギリまでけっこう幅がある。

そもそも、実習で最高点をとる学生なんて私は見たことがない。

  • 右も左もわからない実習先
  • 緊張する
  • 知っているスタッフは一人もいない
  • 自分が評価をされているというプレッシャー
  • 担当患者さんへのストレス

こんな状況で持っている能力の100%を発揮するなんて不可能だ。

しかも、実習指導者によって評価には多少の誤差がある。同じ学生にでも指導者によって多少点数は変化するのである。

だから、合格することは大事な事なんだけど、点数を気にしなくていいんだ。点数そのものがアバウトなものになりがちだからです。

とにかく一所懸命やるしかない

実習は、点数気にせず一所懸命がんばるしかない。大事なのは、不合格にならない事であって、最高点をとる事ではないのです。

目の前の担当患者さんに対してしっかり関わるしかないのです。

セラピストとして一流になることができるかどうかっていうのは、卒業して臨床に出てから何をするのかによって決まること。学生の時点で一流かどうかなんて誰にもわからない。

不合格になったら、卒業できないってこと。

だから不合格になってはいけませんが、合格の点数何は気にしなくて良い。

学生に聞くと、実習を終えてから合否の判定や点数を学生同士で報告しあって、落ち込んでいる学生さんもいるようだ。

同じ実習施設で点数に差があるなら、それは能力の差があるって可能性も否定できない。

しかし、異なる実習施設で出されている点数を比較することに大した意味はない。そんなことを気にして落ち込んでいる暇があるんだったら、ちょっとでも本を読んで有意義な時間を過ごすべきなんだ。

セラピストとしての能力は臨床に出てからが勝負なんだ!

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2018年同時改定や2025年問題、地域包括ケアシステム、子どものリハビリテーション、そんなテーマでさらに価値あるコラムを書いています。

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