訪問リハビリのPT・OT・STの時給とか稼ぎのこと

どれくらいが相場なのか?訪問リハビリの非常勤で掛け持ち勤務したい人は気になるでしょうね。訪問看護ステーション3か所で掛け持ち勤務している立場として、いろんな給与のパターンがあるってことを知っておいてほしいなと思い書いてみました。

訪問看護ステーションや訪問リハビリの給与パターン

デイサービスとか老健とかの非常勤勤務なら、時給〇〇円って決まっているところがほとんどですよね。

  • 時給×労働時間×勤務日数=給与

ところが、訪問看護ステーションとか訪問リハビリの事業所では少し事情が異なります。訪問業務では、利用者さんの自宅に訪問することで事業所への報酬が発生します。ところが、利用者さんの急なキャンセルとか、ショートステイで今週は訪問がないとかっていう場合があるんですよね。そうすると、訪問として予定していたものが、中止になります。

キャンセルなどになった場合は時給が発生しないっていうパターンの事業所もあります。

私のこれまでの訪問看護ステーションの経験ではいろんなパターンがありました。

完全歩合制の給与体系

訪問1件当たり〇〇円という設定で、キャンセルなどに対しては収入が発生しないタイプです。

  • 訪問の実施件数×1件当たりの歩合=給与

この1件当たりの給与も事業所によっていろいろパターンがあります。

  • とにかく訪問すれば1件ごとに〇〇円
  • 介護保険の訪問は〇〇円、医療保険なら〇〇円
  • 介護保険の20分の訪問なら〇〇円、40分なら〇〇円、60分なら〇〇円、医療保険は〇〇円

訪問によるリハビリテーションは医療保険と介護保険では報酬が異なりますし、介護保険では訪問時間によっても報酬が異なるので、時給ではなく訪問の実績に応じて1件当たりの歩合が変わってくる事業所も多くあります。

件数に関係なく時給を支給

これは訪問の実績やキャンセルに関係なく、労働時間に対して時給を支払ってもらうパターン。

  • 時給×勤務時間=給与

となりますね。
キャンセルがあっても安心して働けますね。完全歩合制と比較すると少し低めの時給となることが多いようですが、キャンセルも保障されると言うのはやっぱりありがたい。

看護師さんとちがって、利用者さんの体調が悪いときには訪問リハビリはキャンセルとなることが多いですからね。

歩合と時給のミックス

訪問の実績に応じて1件当たりの歩合が変わってくるパターンに、キャンセルの時の事務処理などを行ったときに時給を支給するというパターン。

  • 訪問の実績による歩合+キャンセルや空き時間の時給

キャンセルや空き時間の時給は低く設定されることが多いですが、やはり空いている時間を保障されると言うのは、嬉しいです。

時給や歩合の相場っていくらぐらい?

訪問看護や訪問リハビリにしろ、老健やデイケアやデイサービスにしろいわゆる現場で働くときの時給や、訪問1件当たりの歩合は多くても5000円くらいが上限だと思います。

5000円って言うのは私の回りでも滅多にない好条件です。私も時給や歩合で5000円っていうのは経験がありません。

4000円くらいでもかなり好条件です。だから、これくらいの時給や歩合を提示してくれる事業所ならかなり厚待遇ってことになります。

最近は3000円~3500円くらいが相場ではないでしょうか。

これらの時給や歩合に対して、実働としてどれくらいの時間の仕事があるのかということがポイント。

時給だけでなく、訪問件数とかも考えよう

いくら5000円の時給でも、実質的に1日あたり2件くらいしか訪問できなかったりすると1日の稼ぎは10000円。

時給が3000円でも1日あたり6件の訪問ができれば、1日の稼ぎは18000円になる。

訪問の移動距離や事業所の利用者数等によって、訪問できる実績は変わってくる。

訪問先の家と家がかなり離れているような、広範囲をカバーしている事業所だと1日あたりの訪問件数は少なくなる。非常勤を開始して、最初は当然訪問件数が少ない。徐々に増えてくるから、だいたいMAXで何件くらい働ける事業所なのかってことは事前に情報としてわかるなら把握しておきたいところ。

時給や歩合だけが訪問リハビリの条件ではない

訪問リハビリに転職すれば稼げると勘違いしている理学療法士や作業療法士、言語聴覚士は多いと思う。それは単に時給や歩合の金額だけを見て考えているんだろうと思う。

実際には、他のスタッフとの人間関係や事業所の管理者さんの方針なんかの方が働く側にとってはもの凄く重要だ。
看護師さんやヘルパーさんとの連携や、ケアマネさんとの連携なんかも重要になってくる。

その事業所の訪問エリアの広さなども検討しておくほうがいい。

  • 事業所の所長や管理者の運営方針
  • リハビリテーションについての考え方や方針
  • 時給や歩合の金額
  • 労働時間や休憩時間
  • 訪問エリアの広さや、移動距離や移動方法

最低でもこれくらいのことは検討してほしい。
何も考えずに転職すれば、思ったより稼ぐことができずがっかり後悔するんだろうな。

じっくり考えて転職先を考えたり、非常勤先を探してほしい。

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2018年同時改定や2025年問題、地域包括ケアシステム、子どものリハビリテーション、そんなテーマでさらに価値あるコラムを書いています。

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