【リハビリテーション会議】3、目標とプログラムをわかりやすく伝える

リハビリテーションマネジメント加算2を算定するのに必要なリハビリテーション会議を成功させるために必要なポイントを書いているシリーズの第3弾。リハビリテーションの目標とかプログラムとかをわかりやすく伝えるってことが大事だと思うわけですが、このこと知っていますか?

シリーズはこちら
【リハビリテーション会議】1、他職種のことを理解するってこと
【リハビリテーション会議】2、スケジュールびっちりのリハビリ職


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地域ではリハ職は少数派

病院で働いていることをそのまま地域に持ち込むことが出来ないのが地域でのリハビリテーション。

病院のカンファレンスと、リハビリテーション会議っていうのは全く違いますよ。だって、リハビリテーション会議の参加者の方の多くはリハビリテーションの違いを分かっていない人が多いんですよ。

病院のカンファレンスなら

  • 普段から顔を合わせているスタッフ
  • 同じ場所で働いている
  • リハビリに対して理解がある

そんな状況で行うカンファレンスなので、専門用語も使うことができることが多いし、何より他職種であっても同僚なんですよね。

リハビリテーション会議の参加者は

  • 他事業所の他職種
  • リハビリスタッフに会ったことがない方もいる
  • 理学療法士と作業療法士の違いがわからない

こんな状況の中で開催されます。

そうリハビリテーションスタッフは少数派ってことをしっかりと自覚しましょう。

わかりやすく伝える

だから、リハビリテーション会議ではわかりやすく伝える工夫をする必要があります。

ROM(アールオーエム)って伝えるよりは関節の可動域って話す方が他職種の方にはイメージしてもらいやすいですよね。

筋トーン(きんとーん)って伝えるよりは筋肉の緊張の状態っていう方が理解しやすいのではないかな?

痙性、MMTきっと伝わらないね。

空間の探索がどうとか、観念失行がどうとか、意味すら理解してもらえないだろうね。

専門家が専門用語を使って話すのは同職種同士のカンファレンスだからできること。場所や参加者が異なれば、その状況に応じて自分の話す内容をアレンジすることができるのがホントのプロフェッショナルだ。

脳に関する領域では世界的権威の久保田競先生の講演を何度か聞きました。めっちゃわかりやすいんですよね。難しいことをものすごくわかりやすく話されるんですよね。真のプロフェッショナルってこうなんだって思います。

そう、だからわかりやすく伝える工夫をするってことはプロフェッショナルには必要な能力なんです。

目標とプログラム

まずは、今のリハビリテーションの目標を伝えましょう。

短期的な目標と長期的な目標。長期的な目標については、方向性とか関わり方の指針みたいなものも伝えるようにすると理解してもらいやすいと思う。

短期目標については、具体的にどんなことができるようになることを目指しているのかってことを伝える。

到達したことがわかる具体的な目標が短期目標ですよね。

そうして、今どんなプログラムを実践しているのかってことを伝える。

そうすれば、プログラムの中で他職種や他事業所の方に協力してもらえそうな事柄を理解してもらえるだろうって思う。

ここで他職種に理解してもらえないようなチンプンカンプンなことを伝えると、それは建設的なカンファレンスではなく一方的な報告になってしまう。

そうならないような工夫をすることが必要だ。資料の書き方、口頭での報告の仕方、いろいろ考えよう。

最初は難しいと思いますが、他職種との交流が多くなって、回数が増えれば徐々に慣れてくる。何事も経験を積むことが大事なんですよ。

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2018年同時改定や2025年問題、地域包括ケアシステム、子どものリハビリテーション、そんなテーマでさらに価値あるコラムを書いています。

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