【訪問リハビリ】出身地聞いてますか?

先日、保健師さんと同行訪問した時に改めて気づいたことがあったので書いてみた。高齢者の訪問でも確認することは多いけど、小児領域のリハビリテーションで子供の両親の出身地って評価の一つとしてきちんと情報収集できていますか?けっこう大事な情報なんですよ。

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子供のリハビリで必ず聞くこと!

小児領域のリハビリテーションで、両親の出身地とか転勤族かどうかってことを確認していますか?

現在訪問領域で子供の訪問をするようになって11年くらいが経過します。

初期評価では子供の状態を中心に評価するのですが、必ず両親、特に主たる養育者である母親の出身地などを確認するようになりました。

正確には

  • リハ対象である子供の両親の出身地(地元かそうでないか)
  • 子供の祖父母は近隣にいるか、協力的か?
  • 自宅近隣に頼れる友人はいるか?

こんな感じの情報をなるべく聞くようにしています。

なんで出身地が大事なのでしょうか?

地元育ちでない養育者は大変なんですよ

小児のリハビリテーション、子供さんが小さいうちから始まることが多いんですよね。

すると、子供が生まれる頃の家庭の大きなライフサイクルとして、家を新築して引っ越してきた方とか、お父さんが転勤族といろんなケースがあります。

子供の両親が地元でずっと育っていて、その地域に知り合いも多くて、祖父母も近くにいる。こんなケースならちょっと安心。

私の勤務エリアは大阪ですが、

子供の両親ともに、他府県の出身でお仕事の関係で大阪に住むようになって、祖父母もそれぞれ他府県にいて、大阪に住んでまだ日が浅い。こんなケースの両親を担当するときはちょっと心配。

祖父母が近隣に住んでいると、養育者が疲れたときに手伝ってもらえたり育児アドバイスしてもらえたり、兄弟を預かってもらえたりすることができるが、地元でない方の場合は祖父母も遠くに住んでいる場合が多いので手伝ってもらえない。

地元育ちだと、昔から付き合いのある友人が近くにいることも多く、学生時代の友人などに悩みを相談したり、連絡とってあったりすることもできる。そんなことが養育者の息抜きになったりする。気持ちをリセットすることができる場合もある。

だけど、転居して間もない時期などはそんな友人付き合いも希薄になってしまうため、気軽に会う友人がいないこともある。

大阪特有かもしれないけど・・・

言葉の壁がねえ――

大阪の言葉とか、大阪のノリ、ツッコミとボケのある会話なんかは他府県から大阪に転居してきた方にとっては結構なじむのに時間がかかったりするものです。(ってことを転勤族の担当児のお母さんから聞きました。)

だから、通園施設に行っても、兄弟の保育園に行っても

何でも話せるママ友

ができるのに時間がかかることがるんですよ。

そんなことに苦労していることを知ってほしい

先日保健師と同行訪問したお母さんはまさにそんな感じのお母さんでした。

兄弟の子育て、通園施設通い、いろんなストレス、そんな状況をフォローしてあげることのできる人材がその地域にはいないようでした。

1人で悩んではりました。

だから、地域で関わる理学療法士や作業療法士、言語聴覚士や看護師さん、保健師さんなどは是非聞いてあげてください。

お母さんの出身地はどちらですか?

そんなところから始まる地域支援もあるんですよ。

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2018年同時改定や2025年問題、地域包括ケアシステム、子どものリハビリテーション、そんなテーマでさらに価値あるコラムを書いています。

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