ケアマネから見たらリハマネ加算とかってどうなんだろう?

ケアマネから見たらリハマネ加算ってどうなんだろう?

ここ数回の記事はリハビリテーションマネジメント加算を訪問リハビリテーションに従事している作業療法士の立場から、通所リハとか訪問リハ事業所とかで算定するにはどんな課題があるのかとか、これからの展望みたいなかことを書いた。じゃあ、利用者さんの居宅介護サービス計画を立てているケアマネジャーさんの立場から見ればどんな風に思われているのかなってことを考えてみた。


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また聞きとか推測とか

講師を務めた研修会で、参加者さんから聞いた話として書いてみると、現時点でリハマネ加算、特にリハビリテーションマネジメント加算2に対しては十分に理解しをしてもらえていないようだ。

  • 単位数カツカツの利用者さんに対して、他のサービスをカットしてまでリハマネ加算2を算定できない
  • サービス担当者会議に参加しないセラピストが多いのに、リハビリテーション会議なんて実現できるの?
  • 個別リハビリをするわけでもないのに、いったい何をしてくれるの?

みたいな感じに思われているようだっていう、セラピスト側の声を聞いたことがある。

非常勤で勤務している訪問看護ステーションに併設されている、居宅介護支援事業所のケアマネジャーさんに聞いても、

  • リハビリテーションマネジメント加算
  • 生活行為向上リハビリテーション実施加算

については詳しく理解されていない方が多く、実際にプランに組んでいることもないようでした。

そんなことから推測すると、こんな風に解釈できるんだけどどうかな?

理学療法士と作業療法士の違いも良くわからないのに、リハビリテーションマネジメント加算を算定してくれって言われても困る。リハビリテーションマネジメント加算とか生活行為向上リハビリテーション実施加算を算定すれば、どんなメリットが利用者さんにあるのか?
そもそも普段会ったこともないのに、急にそのようなことを提案されても困る

っていう感じなんじゃあないのかな?

まったく個人的な想像というか妄想ですけどね。

そもそも地域でリハビリテーション専門職は浸透しているのか?

けっきょくココなんだろうな。

臨床経験25年、ここ11年くらいは訪問リハビリテーションの仕事に従事している。それでも、すべてのケアマネジャーさんと顔を合わせられたわけじゃない。

老健で7年間働いていた時は、通所リハ部門の管理職として外部のケアマネジャーさんとは連絡を取ったりしていた。

そんな経験から言うと、

  • 事業所の中に閉じこもっていたのでは、ケアマネジャーさんと顔を合わせることはできない
  • 電話よりも直接会った方が自分のことや事業所のことを理解してもらいやすい
  • 顔の見える関係の方が信頼を得やすい
  • 見てもらう方が、リハビリテーションサービスのことを理解してもらいやすい

ってことを地域リハビリテーションに従事して学んだ。

僕の場合、

話術とルックスで作業療法を魅せる

ルックスはともかくとして(笑)

こうやって 作業療法士のやまだ を理解してもらっているといえる。変換ミスではありません『見せる』ではなく『魅せる』なんです。

事業所のだれかが、出来れば理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が積極的に地域に出てアピールしていかないと、その地域にリハビリテーションマインドというかリハビリテーションサービスは浸透しない。

アピールするんだ!どんどん!

加算ではなくリハビリテーションそのものを理解してもらう

今回の改定で重要なのは

多職種連携、多事業所連携だ

そうなると、単に加算のことに理解をしてもらうのではなくて、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士によるリハビリテーションマネジメントとか、リハビリテーションそのもののことを理解してもらわないと加算なんて算定できないんだろうなって思う。

  • 外部に出てアピールする
  • わかりやすいリハビリテーション会議を実践する
  • 事業所で勉強会を開催し多職種を招く
  • ケアマネジャーさん向け勉強会を開催する

いろんな手段がある。

その地域の実情に合った、その地域のサービス事業者に合った方法がきっとあるはずだ。

そうしないと、いつまでたってもリハビリテーションマネジメント加算や生活行為向上リハビリテーション実施加算なんて算定できない。

いち作業療法士としてはこんな風に考えています。

現場のケアマネジャーさんたちはどんな風に思われますか?

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2018年同時改定や2025年問題、地域包括ケアシステム、子どものリハビリテーション、そんなテーマでさらに価値あるコラムを書いています。

2 件のコメント

  • 老健附帯の居宅介護支援事業所のケアマネ(保健師)です。

    私は、逆に担当の利用者さんに生活行為向上での取り組みを期待して、自施設の通所リハに「加算2の算定OKだから、取り組んで欲しい。期待することはこういうこと」と具体的な課題も提示したにもかかわらず「担当が新人PTで研修受けてないから無理」と断られました。施設としてはリハマネ2をとって、やっていくという方針を打ち出し、他の利用者については、必要ないと判断しても算定したいといってくるにもかかわらず・・・です。
    もちろん老健ですから、OTもいっぱいいますし、担当のPTがいないときには他の研修受けているPTやOTが担当しているので、できないとは思えません。

    脳梗塞後の右麻痺の方ですが、理学療法的アプローチとしてはほぼ独力で身の回りのことは行っています。通所もゴールでよいのでは?というくらいですが、ご本人は、元々独居でしたので、買い物や調理などができるようになりたいと思っています。なぜ、この方に生活行為向上プログラムを行ってもらえないのか・・・・・・正直日々疑問でなりません。

    • みぽりんさんへ

      えー、もったいないというか羨ましいというか、ケアマネさんの方からリハマネ2と生活行為向上実施加算の依頼してくれるなんて、素晴らしい。

      しかも本来の目的にそった依頼で、自施設のケアマネだとリハ会議とかもスムースそうなのに。

      なんでその施設のセラピストは動かないのでしょう。加算の算定としては理想的な状況なのに。

      たぶん、生活行為向上リハビリテーションのイメージというか、何をやったらいいのかわからないのではないでしょうかね。言い方は悪いけど、業務としてはこれまで通りのことをやっている方が楽ですからね。余計なことをやるよりま今まで通りの方がいいって思っているのかな?

      セラピストの一人として情けないです。ガツンと言ってやりたいです。

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