中堅セラピストの熱い指導と勘違い

私のこれまでの経験では、5~10年目くらいの実習指導者が熱い指導をする傾向にある。でもね、受け入れる学生さんはあくまでも学生さんであって有資格者ではありません。新人指導と学生指導の違いを理解してますか?


スポンサー広告

学生と新人セラピストは違う

学生さんが来ると、まるで自分の専属の部下のように朝早くから夜遅くまで熱く指導する理学療法士や作業療法士、言語聴覚士がいる。
さすがに、お茶汲み等の雑用をさせるセラピストは減っているようだが、フィードバックを二時間も三時間も平気でしているセラピストは多いようです。

新人セラピストなら、遅くまで必要な指導をしてかまわない。特に管理職なら自分の部下を指導する役割があるからだ。(それでも、行き過ぎた指導はあかんけどね)
なんせ、新人セラピストはお給料もらっているし、患者さんへの責任もある。何しろプロフェッショナルなんだから。きっちり一人前の仕事が出来るようになるまではしっかりとした指導が必要。

でも学生は新人セラピストではありません。

学生はあくまでも学生なんです

学生の所属は養成校なんですよ、病院等の実習先の所属ではありません。指導方法の裁量は指導者にありますが、何事にも限度があるでしょう。

学生の理解度が低いから、時間をかけて指導する
教えたい、伝えたいことがあるから、時間をかけて指導する

実習指導者にも、遅くまで指導するにはそれなりの理由があると思う。
だけれども学生はあくまでも学生なんです。指導を受け入れる許容量にも限界があるんですよ。

そもそも、「熱い指導」と勘違いして遅くまで学生さんを居残りさせて指導している内容は、

その実習で指導すべきことなのでしょうか?
養成校は、そのようなレベルの指導を求めているのでしょうか?

養成校とは指導内容についてきちんと話し合っていますか?
養成校が実習で指導して欲しいと考えている事柄を把握していますか?

実習課題や指導について養成校と打ち合わせしよう

学生さんの能力は様々です。実習先の指導だけでは不十分な学生もいます。
だらだらと遅くまで残して指導するなら、その状況をきちんと養成校の担当教員につたえましょう。
その上で、指導方針について決定しましょう。

時間をかけて指導するだけが、学生さんの能力を上げる手段ではないのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です