回復期リハ病棟の連携 お互いの強みを共有できるということ


月1回症例検討会のアドバイザーとして参加している病院。院内発表会の予行演習がありました。

回復期リハビリ病棟での多職種連携の取り組みを、院内の回復期リハ以外の病棟のスタッフに知ってもらいたいというのが発表の主旨。症例に基づいた連携の実践を2人の演者が発表していました。

こんなケース

発表では、2症例ともに「万能カフ」使っていました。

うち1症例は一時的に「ポータブルスプリングバランサー」も使って食事をしていました。

発表後のディスカッションでは、看護師サイドから積極的に離床をするきっかけになったのは「循環動態」が改善したことを理学療法士に伝えたからだとコメントくれてました。

2症例ともに良い発表でした。

この発表大事だなって感じたのは

  • 万能カフ
  • ポータブルスプリングバランサー
  • 循環動態

っていうキーワード。

作業療法士であれば、万能カフやポータブルスプリングバランサーがどういったものかわかるでしょう。だけど、看護師や理学療法士の方はパッと思い浮かびますか?

また、循環動態という単語を知らない看護師さんはいないでしょう。僕の嫁さんは知っていました。だけど「じゅんかんどうたい」という言葉を聞いてすぐに漢字に変換して「あーあれのことね」って感じですぐに理解できる、理学療法士や作業療法士はどれくらいいるかな?

連携効果の蓄積

回復期リハ病棟などで、多職種連携が進んでいくと、他職種の役割をお互いが少しずつ理解するようになる。

例えば万能カフを利用することで食事動作が改善した症例があると、他の患者さんにおいても万能カフを利用することができるのではないかと作業療法士以外が思いつくようになるかもしれない。

新規入院患者で、作業療法士が評価に入るより先に関わる看護師から、作業療法士に万能カフの提案ができれば素早く対応できることもある。

お互いの専門領域についてはそれぞれが専門性を発揮すればいい。

だけど、それぞれの職種がすべての場面を共有できるわけではない。

作業療法士が気付いていることに看護師が気付いていなかったり、看護師が気付いていることに作業療法士が気付いていないこともある。

多職種連携を進めていけば、お互いが気付いたことをサポートし合える関係になれるはずだ。

新米作業療法士が万能カフの導入に気づかず支援が遅れていても、看護師が気付いて提案すれば遅れを取り戻せる。

そういった連携の効果を蓄積することで、多職種連携はもっと効果的に進んでいくはず。

多職種が同じ病棟に配置されている回復期リハ病棟だからそれが可能になるのではないだろうか?

誰に聞けばいいの?

多職種連携問いは言うけれど、

理学療法士と作業療法士の違いが判らない看護師はたくさんいる

違いが分かってもらえないのは、理学療法士と作業療法士のアピールや連携が不足しているからだ。

何か困ったことがあっても、どっちに聞けばいいのかわからない看護師もたくさんいるはず。

そんな状態だと連携が遅れることになる。そのしわ寄せは患者さんに行く。

連携の効果を蓄積するためにも、理学療法士と作業療法士はそれぞれの役割の違いを明確にしてほしいもんだ。

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