身体運動学 知覚・認知からのメッセージ

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タイトルは「身体運動学」となっていますが、いわゆる運動学の書籍ではありません。身体の運動に対して、知覚や認知がどのように関与しているかという視点からかかれている1冊です。

リハビリテーションを実施するうえで、身体図式や運動学習という用語を知っている理学療法士や作業療法士は多いと思うのですが、じゃあ、具体的に

「身体図式とはなんですか?」

という説明に対して、明確に答えることのできる若手のセラピストってどれ位いるのでしょうか?
同じように運動学習ってどういうことなのかを説明できますか?

リハビリテーションって患者さんに新しく運動を学習してもらうってことですよね。それなのに、運動学習をことをきちんと理解できていないって問題だと思います。

この本は、私がリハビリの学生にそのようなことを分かりやすく伝えるときに見つけた一冊です。わかりやすく書かれているので、学生さんにも向いていますが、よりリアルな患者像をあてはめながら読むほうが理解できるので、新人セラピスト向きだと思います。

著者の一人の森岡さんは理学療法士なので、リハビリテーションからの視点も書かれているのでより一層理解が深まる構成となっています。

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