セラピスト必見!これからの地域リハビリの在り方!

ワムネット(WAMネット)に最新情報によると、介護報酬改定の単位数の額が最終決定したようだ。これまでは(案)となっていたのですが、確定したようです。ここでは改定にあたって地域リハビリテーションに関わるものならすべての人に読んで欲しいことを書いてみた。


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2015介護報酬改定情報

とにかく、ここ数日は多くの資料が公開されるはずだ。

まずWAMネットで3月20日付情報として「介護保険最新情報vol.433」という資料が掲載されている。これによるとこれまで(案)とされていた改定の単位数が決定したようだ。

これに続いて今後、帳票類やQ&Aも随時公開されるはずなので、介護保険や地域リハビリテーションに関わっている者なら必ず下記サイトは連日目を通しておくべきだ。

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリスタッフならリハビリに関する情報をタイムリーに提供してくれるPT.OT.ST-NETに注目しておいてほしい。改定情報でもリハビリに関しての情報を中心に掲載してくれています。

地域リハビリに関わるなら必ず読むべき資料!

厚労省のホームページに掲載されている 「第5回高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たな在り方検討会資料」がそれだ。

そこに掲載されている目次がこれだ!

      Ⅰ はじめに
      Ⅱ 高齢者のリハビリテーションを取り巻く現状
      1.高齢者の状況
      2.介護保険制度の状況
      3.地域包括ケアシステムの構築
      4.これからの介護予防
      5.居宅サービスとしてのリハビリテーションの概況
      6.平成 16 年高齢者リハビリテーション研究会の指摘事項
      Ⅲ 平成 16 年の高齢者リハビリテーション研究会後から見えてきた課題
      1.身体機能に偏ったリハビリテーションの見直し
      2.個別性を重視した適時適切なリハビリテーションの実施
      3.居宅サービスの効果的・効率的連携
      4.高齢者の気概や意欲を引き出す取組み
      Ⅳ 高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たな在り方
      1.高齢者の地域におけるリハビリテーションの課題
      2.生活期のリハビリテーションの具体的な提案
      Ⅴ 今後更に議論すべき課題等
      1.通所リハビリテーションの機能の再検討
      2.地域のリハビリテーション活動の普及と地域資源の発掘
      3.医療と介護の連携
      4.他職種連携・協働
      5.市町村の役割
      6.リハビリテーション専門職の質の向上
      7.認知症のリハビリテーション
      8.国民へのリハビリテーションの啓発普及
    9.その他

トータルで70ページほどの資料になっている。これくらいの量なのですべて読んで欲しい。

いや、読まないなら地域リハビリテーションには関わらなくていい!

PDCAではない!SPDCAなんだ!

従来のPDCAではなくて「S」が追加されている。通所リハビリや訪問リハ日の開始時のアセスメントのことを指しているのがSurveyの「S」です。
ニーズ把握やアセスメントとしてのニュアンスで用いられている。

リハビリテーションで言うところの評価に該当する。これらをサービス提供開始する前に実践するようなニュアンスで書かれている。実際にはサービス提供直後になることもあるだろうが、しっかりとした評価をしなければ、これにつながるPlanの立案は難しいだろう。

地域での多職種協業

この資料には多職種協業による具体例も触れられている。

私のブログでも何度も書いていることだが、これからの時代は、リハビリテーションスタッフが単独でマンツーマンのリハビリテーションを提供していればいいような時代は終わる。

多職種共同の地域リハビリテーションを提供するのだ。

リハビリテーションの質の向上

資料によると次のような記載がある。

  • 現在の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の状況は、平均年齢が約 32 歳という若い職種である。このような状況下で、リハビリテーション専門職としての質の向上をいかに図るのかという視点が未だ不十分である。学校教育の在り方や現場において、指導者を置く、指導者を育てる、チームの一員としての教育・チームで質向上を図る、等の取組の在り方を考える必要がある。
  • また、養成教育において、喫緊の課題に係る介護保険領域におけるリハビリテーションを学ぶ機会が不足しているとの意見がある。このような状況下で、リハビリテーション専門職の質の向上をいかに図るかが課題である。ついては、全体の質の向上のための研修の在り方や指導者の養成などキャリアアップ制度の検討も必要である。
  • 医師については、卒前のリハビリテーション教育が不十分であり、医師がリハビリテーションについて理解を深める必要性がある。
  • 医師、リハビリテーション専門職、その他の医療や介護の専門職は、それぞれの知識や技術の習得に比べて、その実践的な活用のために必要なマネジメントの視点は十分ではない。関係する様々な専門職種や機関等の中においてのマネジメント能力の必要性やその手法等について学ぶ機会が不十分であり、そのための支援や促進が必要である。

リハビリテーションに関する質の向上が不可欠、特に介護保険領域については喫緊の課題となっていると指摘されている。

ここに書かれているような不足していると言われている能力を地域リハビリテーションに関わっている「あなた」は身につけていますか?つけていないのならその能力を身につけるような努力が必要です。

また、起業家や管理者として介護保険領域に関わっていて、自分の事業所の職員にこのような能力を身につけている人材はどれくらいいますか?このような人材を抱えている事業所は強いって思う。

特にマネジメント能力は不可欠、そしてそのマネジメント能力を効果的に発揮するためのコミュニケーション能力が必要なのです。

実はここがビジネスになるのではないか!

  • 学校や養成校での不十分な教育
  • 指導者の養成
  • 医師のリハビリテーションに関する教育や理解の不足
  • セラピストのマネジメント能力の不足

これらの解決すべき課題に対して、それを補うことができるような教育事業を展開できないだろうか?

先日も書いたが、加算を算定でいない訪問看護ステーションで優秀なセラピストを抱えているような事業所であればこれらの教育事業を収益の柱にはできないだろうか?

足りていないものは提示されている。それを埋めることのできる人材を確保している事業所はこれから新しい展開をしていけるのではないかと考えています。

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