ブランクからのPT・OT・STの復職

産休や育児休業(育休)、介護休暇などをしていた理学療法士や作業療法士、言語聴覚の方が現場復帰したいと考えたときにスムースに復帰できるものなのかってことを考えてみた。看護師さんは資格は持っているけど現場で働いていない、いわゆる潜在看護師の数はかなり多いが、リハビリ業界ではその数は少ない。だけど共働きが当たり前の時代、ブランクがある事で復職に不安を感じているセラピストも多いと思うので、いろいろ書いてみる。


(スポンサー広告)

出産や育児に伴うブランク

結婚して出産・育児のためにリハビリテーション業務から少し離れている理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの方って多いんじゃないかな。1年くらいの育児休暇ですぐに復帰したって方もいると思いますが、育児に自信が持てないから、いったん退職して子育てがひと段落したからちょっと仕事を境してみようって方も多いと思ます。

我が家は作業療法士の私と看護師の嫁さんっていう組み合わせ。2人の娘がいますが、嫁さんはどちらの娘の場合も1年程度の育児休暇のみ取得してすぐに職場復帰しています。私がガッポリと稼いでいればもう少しのんびりしてもらいたかったのですが、我が家の家計は共働きすることで成り立っていますので、長いブランクを空けるわけにはいかないんですよね。

だから、ブランクを空けることなく働いてもらっています。

リハビリ職にとってのブランク

じゃあ、ブランクがある事ってどうなのかな?

「ブランクがあると不利?」

って思っていう方もいると思います。私は、3か所の訪問看護ステーションで掛け持ち勤務していますが、そこには看護師さんもセラピストも多くの主婦がいます。ブランクのある方もいますが、皆さん元気にお仕事しています。

マンツーマンは基本ですよ

デイケアとかデイサービスに勤務すると必ずしもそうではありませんが、回復期リハビリテーション病院とか訪問リハビリ業界では基本的にセラピストの仕事はマンツーマンです。

このことは変わりないのです。育児休業や長期離職されていたとしても、リハビリテーションの業務がマンツーマンだってことに変わりはありません。マンツーマンがいやだってことがなければ、仕事の復帰には問題はないですよ。

劇的な変化の少ない業界

医療業界は日々進歩しているし、脳の仕組みに関する事柄もすこしづつ明らかになってきています。だけど、リハビリテーションの技術がここ10年くらいで大きく変化してついていけなくなってきているのかってこととなるとそうでもありません。

日々学ぶことが多いですし、勉強することが担当患者さんの能力改善のためには必要だとは思いますが、日々実践しているようなリハビリテーションの基本的な事柄が大きく変わったなんてことはありません。

10年前と今でも基本的な事柄、実践手順は変わらないと思う。

こう書くと勉強しなくてもいいのかって思われるけど、そんなことはありません。勉強は必要だけど、復職するにあたって10年くらいっていうのは大きなブランクではないと現場で働いている作業療法士としては思うわけです。

職場に復帰してから「今」必要な知識や技術を身につけることは十分できる業界だと思います。

制度は少しずつ変わっている

医療保険や介護保険の制度は少しずつ変わっています。だけど、医療保険は2年に一回の改定だし、介護保険は3年及び5年の改定だから、いつ復帰したとしても制度は少しずつ変わっていくものなんですよね。

現場で働いていても制度の改変についていくのは結構大変。

だから、多少制度が変わっていても現場復帰するには支障はありません。いつ復帰したって制度は変わっているんだから。

復帰におすすめの職場は・・・

1人で働くことが少し不安だっていう理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の方が復帰するなら「回復期リハビリテーション病棟」がおすすめかな。たくさんのセラピストがいる職場ですからね。1人きりってことはない職場だからです。

だけど、常勤復帰するとするなら、回復期リハビリテーション病棟は子育て主婦には向いてない。現在の回復期リハビリテーション病院は365日リハビリテーションを実践しているからシフト勤務で土日も出勤することになる可能性が高い。だから、子供との時間は少し減ることになる。

子育てしながら、勤務の時間を調整したいってセラピストならおすすめは、訪問リハビリテーションかな。訪問するときは一人っきりなので、不安も大きいかもしれないが、時間の調整をしながら勤務するにはぴったりです。

私の勤務している訪問看護ステーションにも子育てしながら働いている主婦セラピストは多くいます。

曜日や訪問人数を調整することで、保育園に預けている時間だけ働くとか、週3日だけ働くといった形で勤務することができるという点が、子育てのためにブランクがあったっていう人には向いていると思います。

ブランクはあまり関係ないよ

せっかく、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士っていう資格を持っているならその資格も生かして復帰するほうが絶対に有利だ。2014年12月時点ではあまり極端なえり好みをしない限り復帰する職場が見つからないなんてことはあり得ない。スーパーのレジ打ちをするよりもはるかに良い時給で働くことのできる資格を活かして、ブランクから復帰していただけるといいなって思います。

リハビリテーションに関する情報はこのブログでも随時発信していますので、復帰に不安のある方は是非ほかの記事もお読みください。

【転職情報サイトへの登録は無料です、動かないと復職できませんよ!】
⇒⇒転職記事一覧

マイナビ医療介護のお仕事

(スポンサー広告)

新しい学びの形を届けます
やまだリハビリテーション研究所noteサイト

2018年同時改定や2025年問題、地域包括ケアシステム、子どものリハビリテーション、そんなテーマでさらに価値あるコラムを書いています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です