訪問看護や訪問リハビリでの頂き物って困りますよね。事業所ごとに受け取るかどうかっていうことのルールは決まっていますか?決まっていたらその通りにすればいいんだけどね。個人で判断せざるを得ない場合ってあるよね。これから先も訪問を続けないといけないから、気まずくなってしまうのも困るからね。悩みどころってことを書いてみた。
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私達は医療保険にしろ、介護保険にしろ提供しているサービスの対価はきちんと利用料金として受け取っています。だから、「頂き物は受け取ってはいけない」っていうのは正論です。だけど、世の中にはいろんなことを仕掛けてくる利用者さんはいるのです。頂き物を受け取るという行為に不快感を感じている方は、この先読まなくていいです。
あの手この手の利用者さん
基本的には頂き物は断るスタンスをとっています。だけど、利用者さんの方がこういう場合一枚上手であったり、いろんなテクニックを持っていることが多い。それに、こちらは継続して訪問する必要があったりするので、断ったりすることで気まずくなりたくないっていう弱みも持っている。そこを、ついてくる利用者さんもいる。
たくさん作ったから・・・
家庭菜園なんかを営んでいたり、近隣の家族や知人が農家だったりする場合に多いのがこのパターンだ。
「じゃがいもがたくさん取れたから」
「なすびの出来が良かったから」
まあ、こんな感じでスーパーの袋に入っているとれたて野菜を帰り際に渡されることが多い。正直とれたて野菜はうれしいんだけど、ね。
断ると、きまって
「おいといても多すぎて肥料にするだけだから、気にせずに持って帰って・・・」
たくさん送ってきたから・・・
りんごとか、ミカンとかの季節系の果物で多いパターンですね。
実家から2箱おくってきたけど、夫婦2人では食べきれないから持って帰ってと渡されたりします。
お断りすると
「おいといても腐らせてしまうだけだから・・・」
腐るくらいなら持って帰って事務所のみんなで食べようかなって気持ちになってしまいますね。
衝動買いしたのでいっぱいある・・・
最近言われたパターンがこれだ。
「安くて衝動買いしたけど、冷静になって考えると処理しきれないから持って帰って・・・」
衝動買いしたくなりますよね、大安売りって言われたら。だけど購入するときの分量は冷静になりましょうね。
部屋にいない隙を狙って
利用者さんと歩行練習したり、トイレ練習をしたりと居室にいない間に、かばんの上にいろいろと置かれていたりすることもあります。
訪問用のバイクのミラーにぶら下げてあったこともあります。
こちらが受け取らないってわかっているから、こういった実力行使に出てくる家族さんもいますね。
無理やりに・・・
更に実力行使のご家族は、無理やり持たせて抵抗してる隙に無理やり玄関を追い出されて鍵かけられたりすることもありましたね。
悪気はないんだけどね、素直に受け取るほうが喜ばれるっていうのもわかるんだけど、こちらにもいろんな事情があるので、無理やりっていう実力行使をするご家族は時々いますね。
円満に継続して利用者さんたちといい関係を築いていきたいっていうのは訪問スタッフならだれもが思うところ。
だけど、事務所や管理者からは
「頂き物は遠慮して、受け取らないように」
っていわれるけど、いろんなテクニックを使う利用者さんはいます。私たち訪問のスタッフはその板挟みにあって日々悩んでいます。
ねえ、どうすればいいのかな?
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