4月研修会 ベテラン作業療法士の頭の中  (2012.3.7.記)

2011年5月に開始したやまだリハビリテーション研究所の活動のちょうど12回目まる一年となる研 修会は「ベテラン作業療法士の頭の中」をテーマとしています。
日頃は私の経験を中心に研修会でお話しさせていただいていますが、もっと多くのセラピストの経験を伝えることを目的にしているのがこの 研修会です。今回は身体障害領域、発達期障害領域、精神障害領域で長く働いて経験を積んでいる作業療法士の方をお招きして「頭の中」 を伝えてもらう予定にしています。
身体障害領域からは、星が丘厚生年金病院の加藤OTRにお話ししていただきます。私が作業療法士 になりたての頃、恩師から「やまだくん、今日の夜は京橋に集合」と言われて集まった場所におられた数名の作業療法士の一人が加藤さんで した。それ以来おもに福祉機器や自助具などの勉強会でご一緒させていただくようになりました。異なる職場で働いているのに、勉強会では いろいろご指導いただき大変助かった事があります。 現在は北河内ブロックや府士会の教育部のスタッフとして若手の育成にあたってお られます。病院だけでなく、訪問での作業療法の経験も豊富で今回は住宅改修を主テーマにお話しし ていただく予定です。
発達期障害領域からは肢体不自由児の通園施設「あさしお園」に勤務されている須貝OTRにお話し していただきます。須貝さんとは学会運営のスタッフをしていた時に知り合いになりました。私より若いのに「しっかりしているなあ」とい うのが第一印象でした。それ以来府士会活動を通じて時々お会いするようになりました。私は訪問で小児を見ることも多いのですが、小児を 専門でやっているわけではありません。その割に小児領域に関しての相談事を受けたり、講義依頼を受けることが多いのです。そんな時にい つも協力していただいているのが須貝OTです。飲み会を口実に教えていただいたり講義に協力してもらったりしています。今回は小児に関わるときにどんなことを考えながらアプローチしているのかということを事例を取り上げながら講 義していただく予定にしています。小児領域で勤務されている方にとって大変参考になる内容だと思います。
精神障害領域からは、三家クリニックの山口OTに話していただきます。山口OTとはリハビリの専 門学校で先輩後輩の間柄です。ここ2年くらい色んなところでお会いするようになり、先日も研修会の講師を一緒に務めました。普段の落ち着 いた雰囲気と、講義での頭の回転の良さに惹かれて今回講師の依頼をさせていただきました。病院での経験に加えここ数年はクリニックで精 神障害領域のデイケアを中心とした関わりを行っておられます。その経験を活かして、主にデイケアでの作業療法 士の関わりについて今回はお話しして頂きます。
近年、作業療法士の職業人口は増える一方ですが、それと同時に若手作業療法士が増大し職場によっては経験年数10年未満の作業療法士が部 門のトップとして頑張っておられるところが増えてきました。そんな若手作業療法士たちにとっては目指す べき先輩の背中を見ることが減っているのではないかと危惧しています。
私は若手の時にいろんな作業療法士の先輩方と出会いいろんなことを学ばせていただきました。そんな機会が近年減っているように思い ます。研修会で講師を務めても積極的に質問してくる若手作業療法士は非常に少ないのが現状です。もっと 貪欲に先輩作業療法士からよい部分を学び取ってほしいと強く感じています。
そんな思いから今回の研修会を企画しています。ベテラン作業療法士の頭の中をぜひのぞきに来てくださ い。

(この研修会は終了しています)

新しい学びの形を届けます
やまだリハビリテーション研究所noteサイト

2018年同時改定や2025年問題、地域包括ケアシステム、子どものリハビリテーション、そんなテーマでさらに価値あるコラムを書いています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です