緩和ケアが主体となる時期のがんのリハビリテーション

日本作業療法士協会も最近力を入れて研修会などを開催するようになってきたのが 緩和ケア の領域。

この領域で積極的に行動されているのが、私と同じ大阪で作業療法士をしている注目の若手 島崎君です。僕より若いのに、島崎さんが中心となって発行したのがこの本「緩和ケアが主体となる時期のがんのリハビリテーション 」

今や2人に1人ががんになる時代、特別な病院にだけ入院しているとは限らないんですよね。理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が、回復期リハビリテーション病棟や訪問リハビリテーションの現場で出会う患者さんの中にも、がん患者さんがいる可能性がある事をこの数字が表わしているのではないでしょうか?

じゃあ、がん患者さんに出会ったら、あなたは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師などとしてどのような関わりができますか?

ガンだから特別なことするのではなく、がんという病気を持ったひとりの患者さんに対してどう向き合うか!

ということだと思います。

ガンについての知識、がん治療についての知識があればより効果的なかかわりができるのは当たり前なのですが、そうでなくても、一人の医療人として向き合うことはだれにでもできること。

著者の一人島崎OTは、本当にこの領域で頑張ってはります。大阪でも様々な職種の方と連携して研修会を開催することができないかと、模索しているところで、2013年11月に私も島崎さんとお会いしました。

大阪でも何とかこの領域を盛り上げていきたいと、研修会開催の話が決まったのです。

2014年1月に やまだリハビリテーション研究所 でも 著者の一人の 島崎さんをお迎えして研修会を開催します。

研修会の詳細は やまだリハビリテーション研究所のホームページ でごらんください。
(この研修会は終了しました)

この2014年1月の研修会開催にあたって島崎さんから寄せられているコメントをご紹介します。

『「がん」はもはや誰しもがなりうる身近な病気です。
また、がんサバイバーという考え方が近年広まって来ていますが、がんサバイバーは患者本人だけでなくその家族も含めた概念です。

せっかくの機会を頂きましたので、がん医療に従事されている方も、されていない方も一緒に職種を問わず多くの方々と共に学ばせて頂く機会になればと思っております。

作業療法士の方々には「作業と人、がん、緩和ケア」といった視点から作業療法士ができる支援をお伝えできればと思っています。

また、理学療法士や言語聴覚士などのリハ専門職の方々には、「なぜ今、がん医療でリハビリテーションが重要なのか、また何から始めたら良いのか。そして、終末期まで私たちに何ができるのか」といった部分を一緒に考えることができればと思っています。

そして、医師や看護師、ケアマネージャーやMSW、介護福祉士、薬剤師等の他職種の方とは、がん医療においてがん治療・緩和ケアともう一つの柱としてのリハビリテーションの役割とは何か、多職種でリハビリテーションにも取り組むべき理由について学ぶことができればと思っております。ただ単にケアするというのではなく、「取り戻す」支援の重要性をお伝えできればと思います。
具体的にいつからリハビリテーションをすれば良いのか?浮腫の人にどう対応したら良いのか?そんな疑問などもあれば、事前にお伝えいただけるとそのような内容も含めたいと思っております。

年始のご多忙の時期とは思いますが、有意義な時間にできればと思っておりますので是非ともご参加下さい!
皆様にお会いできるのを楽しみにしております!』

 

【関連記事】
おすすめ書籍など一覧

新しい学びの形を届けます
やまだリハビリテーション研究所noteサイト

2018年同時改定や2025年問題、地域包括ケアシステム、子どものリハビリテーション、そんなテーマでさらに価値あるコラムを書いています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です