研修会で40代以上を見かけない?

今回のお題も山形の研修会の質問で出たことを書いてみた。「研修会に参加するのは若いセラピストばかりで、40代以降になるとほとんどいない。その現状をどう感じていますか?」要約するとそんな感じの質問でした。大阪でも感じていたし山形でも同じように感じているセラピストはいるようです。さてそのことについて考えてみよう。


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40代以上の研修会参加率

山形ではワークライフバランスをテーマにお話させていただいたので、そのことに関してこんな質問でした。

研修会に参加しやすい独身世代や結婚していても子供がいない世代の研修会参加率は高い。だけど、これからのリハビリ業界を引っ張っていくべき40代以上の世代の研修会参加率は低い。この原因は育児などに時間がとられたり、職場で管理業務についていたりするためなのかどうか?また、県士会などでは何か対策を検討していますか?

っていうような質問でした。皆さんはこの質問ってどう思いますか?

40代以上って忙しい?

忙しい方も多いと思います。

だけど、ホントに見かけないですよね。私は今年47歳になりますが同世代以上のセラピストを研修会や学会で見かけることは少ないですよ。

管理業務とか育児とかで忙しいのかな?

それとも、そこそこ経験を積んでいるからわざわざ研修会に参加する必要がないって考えているのかな?

時間とか費用がネックになる方もいるかもしれないよね。

僕の場合は小学校4年生と専門学校1年生の娘がいるが、嫁さんと相談して何とか時間をやりくりして学会とか研修会に年何回かは参加している。自分が話すこともあれば自分が受講するときもある。

20代・30代の研修会参加率は高いのか?

自分が理事を務めている士会や私が主催しているやまだリハビリテーション研究所の研修会参加状況から考えると、確かに研修会に参加しているのは20代・30代が中心だ。

だけど、その参加状況にはばらつきがある。

圧倒的に人気があるのは

技術系研修会

です。それ以外の概念系とか制度改正とかになると若手の参加率はそんなに高くないし、参加数そのものも増えない。

だから、若手の参加率と中堅とかベテラン以上の参加率を考えたりするなら研修会の中身についての検討もした方がいいと思う。

で、山形の研修会で私が回答したのはこんな感じの事でした。

これからの人材を育成することを考えたい

40代以上のセラピストの研修会参加率が低いことを懸念されている方っていうのは、この世代の提供しているサービスの質とか内容が今のレベルのままでいいのかってことを心配されている方なんだと思います。

だけど、日本のリハビリテーション業界は40代以上のセラピストよりも20代・30代のセラピストの方が圧倒的に多いし、そちらの技術や考え方やリハビリに取り組む姿勢などの方にわたしは危機感を感じています。

はっきり言って

定年を60歳とすると、これから先の期間が限られているセラピストよりも、20代や30代のようにこれからが長いセラピストをきちんと育成するほうが日本のリハビリ業界にとっては効果的

と考えています。僕の時間も限られているので、開催する研修会の内容はピンポイントに絞っていきたい。そうすると若手向けに研修会を開催するほうがいいように思っています。県士会レベルではちょっと違った考え方が必要なのかもしれませんが、当サイトややまだリハビリテーション研究所としては若手セラピストの育成に力を入れたいと思っています。

40代以上も何とかすべきなのでしょうけど、それくらいの世代の人は自分で何をすべきなのかを考えてほしい。

むしろ、まだまだ多くのことを学んでほしいのは若い世代。

だから、これからも当サイトでは若い方に知ってほしいことの情報発信を継続したいと思っています。

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2018年同時改定や2025年問題、地域包括ケアシステム、子どものリハビリテーション、そんなテーマでさらに価値あるコラムを書いています。

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