車の免許と介護の仕事

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私が車の免許を取得したのは30代になってから、小型ながらバイクの免許を取得したのは40代になってから。業務で必要性を感じたからとったんだけど、介護保険の仕事や私のように訪問看護や訪問リハビリに関わっている人なら、やっぱり免許があったほうが仕事の上では便利なんだなってことを書いてみた。


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送迎やイベントの買い出し

老人保健施設に勤務するようになったのは、作業療法士として働き始めてから8年目の頃。30代前半だ。

それまでは都会に住んでいて、地下鉄とかバスとか利用していれば不便を感じなかったので学生の時に友人たちが免許を取りに行っててもあまり気にはしていなかった。

だけど、老健勤務するようになると、同僚が送迎業務をしていたり、老健のイベントの買い出しを手伝うと若手スタッフに運転してもらって一緒に行ったりしていた。

管理職でしたので、日曜日や祝日には事務当番として事務室出勤することもあった。そんな時に患者さんの急変があると、私は免許を持っていないので病棟スタッフが業務車両を運転して協力病院に運んでくれていた。もし、私が運転することができれば、病棟スタッフはそのまま病棟業務に従事できるのに・・・。

これが免許を取ろうと思ったきっかけです。

免許を取得して分かったこと

利用者さんの送迎業務の運転と、プライベートで運転するのとでは気の使い方が違うってことです。

普段の運転も急停車や急発進は避けないといけない事ですが、業務として運転するときにはより一層そのあたりの運転技術に気を使いました。

スタッフの苦労がわかった瞬間です。

やっぱり運転は疲れますよ。

業務で運転するっていう事

業務車両を運転するときに注意したいのは、万が一事故が起こった時の対応です。

あなたの事業所では車両事故の時のマニュアルってありますか?

  • 周囲の状況確認、利用者さんの安全確保
  • 警察や消防(救急車)への連絡
  • 事業所への連絡

やらなければならないことは決まっていますか?

軽微な物損事故、電柱に車の側面をこすってしまうなどの場合でも警察に届けを出さないと自動車保険の関係で修理費用が保険から出ないこともあります。

きちんとマニュアル確認してください。

免許の減点

業務用車両で何かあった場合、修理費用とかは保険で何とかなる。

だけど、運転者に課せられる罰則もある。違反による減点だ。これは事業所としてもどうしようもない。運転者本人に科せられてしまう。

  • 速度違反
  • 一時停止義務違反
  • 駐車違反

などなど、減点になってしまう要因はたくさんある。それは運転者の減点になってしまうのでよくよく考えて運転しなくてはいけません。

自分の減点が多い場合には、業務車両運転しない方が良い場合もあるので気を付けてください。

免許はあったほうが有利

これから介護業界や訪問看護、訪問リハビリテーション業界への転職を考えているなら車の免許はあったほうがいいですよ。バイクなら、小型の免許があったほうが移動が楽です。

管理職として新規採用や中途採用を考えるときに、同じ能力の方が応募されてきているなら免許の有無は採用に影響を与えることもあると思う。

だけど、車の免許にしろバイクの免許にしろ無料で取得できるわけではありません。それなりのお金がかかります。

だから、私のように働き出してから免許を取得するっていうのも一つの手段。

学生さんなら、時間のあるうちに取得しておくっていうのも就職には有利かもしれません。


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