転職のこと

平成3年に作業療法士として、リハ病院に就職して、7年後に法人内で老健へ移動して、そして老健で頑張って7年後に退職しました。この法人には計14年間ほどお世話になりました。そしてまったく別の会社が経営する訪問看護ステーションに転職したのが平成17年です。転職した時に考えたことなんかを書いてみます。

お給料のこと

真っ先に考えたのは給料のことでした。転職したのが36歳の時で、嫁さんと小3の娘と3人暮らし。嫁さんは看護師とはいえ、お給料が下がる転職だけは避けたかったんですよね。だから、当時の年収(500万円くらい)をベースとして転職活動しました。

私が作業療法士になったころには理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の転職といえばお給料の大幅アップが当たり前の時代で、言い値で転職させてもらったという話もよく聞きましたが、平成17年当時はそのようなことは全くありませんでした。当時私のキャリアは14年間ほどでした。

複数の病院や施設にお話を伺いに行きましたが、14年目であっても転職するとその病院では一からスタートするので、

「あなたより若い管理職の下で働いてもらいます、お給料もしばらくはその若い管理職を超えることはありません。」

という答えが多かったですね。

何ヶ所かお話を聞いているうちに今の訪問看護ステーションが条件に合っていたので転職を決意しました。

退職して転職が決まるまでの生活

退職したのが9月末、正社員として新しい訪問看護ステーションで働いたのが翌年の1月でした。

その間の3か月間はお給料がほぼない状態でした。幸い、14年間働いた分の退職金がありましたので、そのお金を食いつぶしながら転職活動していました。

私の場合はいろいろありまして、次の就職先を決めずに突然退職しましたので、このようなことになってしまいました。計画的な転職でしたら、お金を使わないで何とかなったと思いますが、突然退職するとこのようなことになってしまいます。

とくに家族がいる場合は、退職したからといって急に質素な生活に切り替えることなどほぼ不可能。

今までと同じ金額のお金が毎月なくなっていきます。私と同じように突然退職するならそこそこの貯金がないと、転職活動すらままならないということになります。そうなると、あわてて転職先を決めてしまう可能性も出てきますよね。じっくり検討せずに次の職場を決めてしまい、すぐ退職したって話はよく聞きます。

嫁さんとの話し合い

私の場合は退職や転職については嫁さんと話していました。何よりも嫁さんが理解してくれていましたので、夫婦が不和になることもありませんでした。このあたりは稼げる看護師の嫁であったことを感謝しました。

元の職場は徒歩5分のところにあったので、娘の行事への参加や、嫁さんが遅い時には私が早く帰宅するなどの調整が容易でした。転職先は1時間の通勤時間がある上に、歩合給であるためにあまり休むことができなくなりました。お給料は上がったのですが、そういった条件は元の職場よりは悪いんですよね。

そんなこともしっかりと嫁さんと話し合ったので、スムースに転職できました。

転職にはエネルギーが必要です

私が退職を決意した時にはけっこうストレスたまった状態で、嫁さんが言うには「病んでる雰囲気満載」状態でした。まあ、だから突然退職してしまったのですが、いろんな意味で転職するにはエネルギーが必要です。

退職したら、あちこちにそのことを伝えないといけませんし、新しい職場や知り合いには「なぜやめたのか?」って聞かれますし、転職活動そのものでもあちこち行かないといけません。

もっともエネルギーを必要とするのは転職先でのお仕事です。いくらキャリアを積んでいるからといっても、担当する患者さんはすべて自分にとっては新規の方ばかり、プログラムの検討や目標設定を全員分考えないといけませんし、訪問業務なので地図やら道を覚えないといけない、同僚の名前と顔を覚えないといけない、などなど新しい職場で落ち着いて仕事できるようになったのは半年後くらいです。

エネルギーが枯渇している状態ではいい転職できないと思います。じっくり考えたうえで、決断しましょうね。疲れているときにはいい決断できませんよ。

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2018年同時改定や2025年問題、地域包括ケアシステム、子どものリハビリテーション、そんなテーマでさらに価値あるコラムを書いています。

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