フリーランスとか非常勤掛け持ちという選択も、リハビリテーション専門職の転職にはあるんじゃないかなって思う。最近は転職っていえば、訪問リハビリとか通所リハとかが多いようですが、非常勤掛け持ちとかフリーランスという選択肢もありだと思う。臨床26年目、非常勤掛け持ちフリーランスになって丸3年が経過したのでちょっと書いてみる。
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時間を調整しやすい
非常勤掛け持ちとかフリーランスを続けるのは時間を確保できるというのが最大のメリットです。
他の記事でも書きましたが、1週間のスケジュールはこんな感じ。
- 月曜日 H事業所(訪問看護と児童デイを併設・兼務)
- 火曜日 AMは養成校で講義 PMはフリー
- 水曜日 月2回C事業所(訪問看護と児童デイを併設・兼務)
- 木曜日 H事業所(月曜と同じ)
- 金曜日 E事業所(訪問看護)
- 土曜日 S事業所(訪問看護)
水曜日と金曜日は少し遅めで10時ごろに家を出ます。月曜と木曜は職場が遠いので7時過ぎには家を出ます。
帰宅は遅くても7時ごろには家に戻っています。週末は基本的にはお休みです。土曜日は訪問が1件あるのですが、不定期なんです。1件だけなので直帰しています。
常勤で働いている理学療法士や作業療法士、言語聴覚士さんに比べるとかなり自分の時間に余裕があるほうだと思います。
自宅から近い職場を選択すると、通勤時間も短くなり家にいることのできる時間は増えます。
勤務する曜日を選択できるのも非常勤の強みです。
働く場所を増やしていく
育児休暇明けとか、子育てをしながら非常勤で働いている理学療法士や作業療法士、言語聴覚士さんはたくさんいると思います。
そんな方の多くは、週2日だけ働くとか、週3日だけ働いている方も多いと思います。
子育てが一段落して来たら、働く日数を増やしていくっていうパターンの方も多いと思います。
そんな時に、同じ職場で働く日数を増やすのではなくて、働く場所を増やすっていうのが僕のおすすめ。
同じ職場で常勤を目指すという方法もあるけれど、職場を増やして自分にあった職場を見つけるっていうのもありかと思っています。
僕は現在4カ所くらいで働いています。どこもいい職場ですけど、常勤となるにはいろいろ考えてしまいます。
制度の変化に対応できる
通所にしろ訪問リハビリにしろ、制度の改定が定期的に行われます。
私は訪問看護ステーションで働いていますが、ここ数年契約している時給が下がったことはありません。むしろ増えたところもあります。
たぶんここ数年の制度改定で時給が下がっているセラピストも多いのではないでしょうか?
制度改定で訪問や通所の報酬が下がる、それでやむなく非常勤の時給が減らされる。よくあることです。だけど、私はリハビリテーション専門職が1人もしくは2人の職場で働いているので、リハの報酬が下がっても事業所の収益には大きな影響がありません。だから時給は下がらないのです。看護師さんたちの収益が微増しているおかげです。
1つの職場だけで働いていると、時給が下がるとかなりの打撃。
だけど、複数の職場で働いていると一つの職場の給与が下がっても他が下がらなければ月収は大きく減らない。
もっと極端に言うと、法改正の影響で職場を首(クビ)になったような場合でも、複数の職場に掛け持ち勤務していたら、給料はゼロにならない。
1カ所クビになっても、他の職場で働けていたら大丈夫だ。
これが常勤なら一時的に収入はゼロになる。
多様化する働きかた
フリーランス1本で働いているセラピストはまだまだ少ない。
だけど今後リハビリテーション業界がどのように変化していくのかってことを考えてみると、他の業界のようにリハビリテーション専門職の働き方は多様化してくると思います。
そういった視点から考えると、フリーランスとか非常勤掛け持ちっていうstyleのリハビリテーション専門職は「あり」だと思います。
あなたはどんな選択肢を選びますか?
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