鉛筆を強く握りこむ子供さんのその後 第一報

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鉛筆を人差し指と親指で握りこんでしまう

上記のコラムで相談をいただいた方のその後の経過の第一報です。

定期的に動画をお送りいただいているので、状態を確認しています。

親指と人差し指で握りこむ

こんな握りでした。この写真は私の娘をモデルにしています。

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アドバイスの狙い

いくつかのアドバイスの結果、「濃い鉛筆」を使う作戦を採用されることになりました。

濃い鉛筆を使う狙いは

指先に力を入れなくても、筆圧が弱くても、そこそこ濃い文字を書くことができる。

その結果として、指の握り込み、を減らせることにつなげたいのです。

上の写真のように握りこんでしまうと、親指や人差し指、中指の先端部分で鉛筆を把持できないので、指の関節を使った動きが出てこない。

指先の動きを出すには鉛筆を握りしめないことが必要なので、力を入れなくても濃い文字が書けるように、4Bなどの濃い鉛筆を勧めたわけです。

相談2週間後の結果

濃い鉛筆を使うのようになった後の動画では、鉛筆の持ち方そのものは変化ありませんでした。

親指と人差し指の根っこに近い部分で握りこんでいます。

だけど、親指と人差し指と鉛筆の間に少し隙間が出てくるようになってきました。

冒頭の写真では、鉛筆を強く握りこんでいるので、親指と人差し指の間に隙間はありません。

だけど、濃い鉛筆に変えたことで、強く握りしめる力が弱まり、少し隙間が出てきました。

人差し指の付け根部分の関節の曲がり具合が少し緩んできたんですね。

2週間後の効果としてはまずまずです。

だけど、親指の先端部分がまだ鉛筆の把持には参加していないので、次に目指すのはそのあたりになりますね。

進み具合には個人差がある

鉛筆を変えたら翌日から上手に書けるようになるわけではありません。

ちょっとづつしか上手にならないのです。

小学校1年生の指先の使い方は、大人の指の使い方と全く同じではありません。

まだまだ成長途上なのです。

だから多少は時間をかけて練習する必要があります。

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