臨床に出てからでは遅い、1年生のころから学んでほしいことがあります。早ければ早いほどいいです。養成校や大学ではあまり教えてもらいないのに、臨床に出てからでは少し遅いんですよね、すぐ取り組んでほしい。
話し方、雰囲気、立ち居振る舞い
実習に行くことで、臨床で働いている理学療法士、言語聴覚士、作業療法士のなかでも
「素敵だなあ」「あんな風になりたいなあ」って方と出会えることがあると思います。そんな方に出会ったら、たんに治療を見学するだけでなく、そのセラピストの
話し方、雰囲気、ものごし、立ち居振る舞い
そういったものをぜひ学んでほしいというか、真似てほしいんです。治療の技術については経験を積まないとなかなか向上しません。だから直接的に治療を経験できない、学生さんにとってはなかなか治療技術は学べません。しかし、セラピストが醸し出している雰囲気は身につけるチャンスがあるんですよ。臨床に出ていたら自然といいセラピストになれるわけではないのです。
利用者さんを安心させる技
たんに治療テクニックではなく、セラピストが出しているオーラというのか雰囲気といいますか、そういったものが利用者さんに与える影響は非常に大きいと思っています。治療技術に対して安心感を持つのではなく、
「このセラピストといると落ち着くな」とか
「安心して任せることができる」
というようなのは、そのセラピストかもっている雰囲気から感じることが大きいんです。
じゃあセラピストの持っている雰囲気って何?
そういったことについて養成校や大学では教えてくれません。だから、実習で学ぶしかないのです。
話し方、声の大きさ、しゃべりのスピード、表情、身振りや手振り、セラピストの立ち位置、間の取り方、などなどそんなものがセラピストの雰囲気として形成されているんだと思います。
1年生であっても見学から学ぶべきことは多いんですよ。治療技術はすぐに身に付きませんが、話し方や身振り手振りなら身につけることができるかもしれない、むしろ積極的に身につけてほしいんです。
最初は真似することからで構いません。だんだんとあなたらしさが出てくればいいんです。
こういったことを学ぼうとする姿勢を1年生のころから持ってほしい。
そういった考えかたを持って過ごす3年もしくは4年の歳月と、何も考えずに過ごす歳月とでは、臨床に出てからあなたが身につけている雰囲気や立ち居振る舞いが異なってくるはずです。
一年生からぜひやってほしいことの一つです。
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