金沢市介護サービス事業者連絡会の主催する、通所リハ事業所、訪問リハ事業所、訪問看護ステーションに勤務するスタッフ向けとして、研修を行ってきたのですが、リハマネ2、生活行為向上リハビリテーション実施加算、多職種連携についてお話しました。その時に感じたことで最も力を入れて話したことについて書いてみる。
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生活行為向上リハ算定ゼロ
参加された事業所で、生活行為向上リハビリテーション実施加算を算定している事業所はありませんでした。
通所リハ、訪問リハ事業所でリハマネ加算2を算定している事業所も半数位でした。
まあ、全国的に見ても月に400件くらいしか算定されていない生活行為向上リハビリテーション実施加算なので、金沢市内で算定している事業所がなくても当たり前なのかもしれません。
算定できない理由はきっとたくさんあるでしょう。
事業所によってその理由は異なると思うので、ホント様々な要因によって算定できないのでしょう。
算定できない要因を列挙して、それぞれに1つづつ対応策を検討してから算定するという方法論もありだと思いますが、2015年の改定からすでに2年が経過したのに対応策ができていない事業所が、いまさら対応策を検討するなんてできないでしょう。
新しい方法を考えるべきです。
リハマネ2も生活行為向上リハも1件を算定する!
リハマネ2も生活行為向上リハも算定できない原因を検討するのではなくて
まず1件だけでも算定できる方法を検討する
事が重要です。
たぶん現時点で何も算定していない事業所さんの多くは、5人とか10人くらい算定することを想定して
「医師のリハ会議への参加の難しさや居宅訪問した場合の時間の捻出の仕方、ケアマネさんとの連携」などを考えると
やっぱり無理!
ってなってるところが多いようなんですよね。
その考え方がそもそも間違っています。
現時点で1件も算定していないなら、1件だけを算定するためだけの方法論を検討すべきなんです!
リハマネ2や生活行為向上リハビリテーション実施加算を算定するのに向いている利用者さんや、ケアマネージャーが協力的っていうケースが1年間くらいを通して考えると1人とか2人くらいはいると思うんですよね。
その時にズバッと算定するんです。
1件だけなら
リハ会議も月1回だけ、月1回なら自事業所の医師を何とか説得・協力してもらうようにできませんか?
リ・スタート
出来ない理由を列挙するのはやめましょう。
リ・スタートするための方法を考えましょう。
まず1件だけでいいから、算定するための方法を見つけましょう。周囲のスタッフの協力を求めましょう。
1件でもいいから算定することで、2件目3件目の算定に向けたノウハウを獲得することが出来ます。
5人とか10人とかの算定を目指すのではなくて、
まずは最初の1件だけ
そのために事業所の全力を投入してみてはいかがですか?
こんなお話をリアルに聞いてみたい方はこちらからどうぞ
⇒⇒講演依頼のこと
そんなビジョンを示しているブログがあります。
⇒やまだリハビリテーション研究所のnote
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