非常勤講師として、リハの学生にいろいろ教えています。
そんな中で気づかされるのは
講義で伝えていることを、僕の意図とは異なる形で解釈している学生がいる
だけどね、それは臨床で働いているセラピストも同じなんだってことをこのコラムでは書いています。研修会受講して、学んだつもり、知っているつもりになっているだけなんだよ。
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自分なりの解釈をしてしまう
教科書、黒板への板書、時々動画やスライドを使って講義をしています。
翌週の講義のときに、
「前回の講義で覚えていることを一つ答えて」
って学生3人くらいに順番に答えさせます。
そうすると、ノート見ながら答えたりする学生もいるんだけど、きちんと理解できていないこともある。
僕が伝えたたことを誤って解釈したり、ちょっと違うニュアンスでとらえていたりすることもある。
学生さんが、自分なりの解釈をしている
ってことに気づくわけですよね。
授業に工夫を重ねても、そういった現象は減りません。
お互いの確認が必要
だから前回の講義の振り返りをしながら、異なった解釈をしている部分は改めて講義します。
そうした学生のアウトプットがあるからこちらも修正することができるわけですよね。
これは僕の講義のスキルを高めるのにつながる。
一方、講義を聴いている学生の側も
「きちんと理解しているかどうかってことを確認するためにアウトプットが必要」
ってことなんですよね。
セラピストも全く同じですよ!
臨床で働いているセラピストも同じですよね。
研修会で学んで、勉強した気になっていても職場の伝達講習でうまく伝えられなかったりする。
研修会場ではわかって気になっていたけど、振り返ってみると旨く理解できていないことに気づく。
友人や知人に頼まれて、研修会の講師を引き受けてみたけど
「わかっている、知っていることを伝えるだけだと思っていたけど、いざ研修会をやってみると旨く伝わらない」
ってこともありますね。
インプット好きだからわかった気になっていたけど、実はそのことをアウトプットできていない
ってことなんですよ。
知っているつもり、分かっているつもりだったけど実はきちんと理解できていないってことなんですよ。
きちんと理解するということ
研修会で学んだ治療技術をきちんと実践することも全く同じ。
学んだことを実際にやってみると研修でお話されていたことがなかなかうまく実践できないことに気づく。
「書く」「話す」というアウトプットだけではなくて、学んだことを実際の治療場面で展開するということも「アウトプット」の1つだ。
アウトプットする習慣がない人って言うのは、
アウトプットの視点で考える習慣がない
ってことなんだよ。
「インプットの視点」と「アウトプットの視点」は異なる。
アウトプットの視点はアウトプットするしか身につけることができない。
「書く」「話す」「伝える」「実践する」
あなたは実践していますか?
自信がない方は2019年7月に開催するオンライン講座をご覧ください。
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