「経験がないから出来ない」というセラピスト

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Twitterで少しつぶやいたので書いておこう。

僕もかつてタイトルのようなことを言って仕事の依頼を断っていたセラピストさんに会ったことがある。

訪問リハビリテーションに関わっていると

「小児の経験がないから、小児の訪問依頼は断る」

と話しているセラピストもいる。

経験のないセラピスト

せっかく理学療法士や作業療法士、言語聴覚士を頼ってきてくれているのに

「経験がないから・・・」

って感じで断るのは間違ってるんじゃないかなと思う。

新人のころは何の経験もない状態で働き始めるんでしょ。

経験がなくてもやってこれたってことなんですよね。

それなのに、少し経験を積んだとたんに

「経験がありませんから・・・」
とか
「私なんて、まだまだですから・・・」

って言い始めるんですよね。

じゃああんたは、今働いている領域でものすごい経験を積んだスペシャリストなのか!

って言いたいわ。

普通でいい

看護師さんなんかに比べると理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のことを知らない、一緒に仕事をしたことがないという他職種の人たちはたくさんいる。

だからこそ、スペシャリストではなく普通のセラピストがたくさんあちこちで活躍することが必要だと思うわけだ。

「経験がありませんから・・・」

っていうセラピストの多くは、

「自分はその領域のスペシャリストではないので、その方面のスペシャリストに頼んでください」

って思っているんだろうな。

じゃああなたは、あなたの働いている領域で分がなんだかすごいスペシャリストとでも勘違いしているのだろうか?

自分はこの領域のスペシャリストなのでほかの領域には手を出しません的なのか?

そうじゃないだろう、自分は普通なのに他の領域に手も出さない。

そうじゃない、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の免許には領域指定はない。

「経験がないから」

なんて言ってたらそのうち何の仕事もできなくなるよ!

そんなことを考えている。
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