2024年同時改定後のリハビリテーション業界のことを考えています

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※2023年3月18日追記
「2024年同時改定に向けたリハビリテーション」については、こちらにもコラムや動画を掲載しています。
連載コラム「2024年同時改定に向けたリハビリテーションの在り方」

==ここから本文==
このコラムは2021年10月2日に書いています。

2021年の介護報酬改定から約半年後、そして2022年の診療報酬が半年後に待っているのがこの時期。

2021年介護報酬改定で議論されたものの撤回された訪問看護ステーションでの人員基準の改定。看護師の比率を6割にするというものが、2022年の診療報酬改定議論でも再燃していますね。

自民党の総裁選で岸田さんが選出され、医療や介護領域の報酬をアップするという話題が載っている新聞記事やネットニュースを見て喜んでいる人もいるのかもしれませんね。


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2024年同時改定は注目です

リハビリテーション業界で働いているセラピストにとっても2024年診療報酬・介護報酬の同時改定はかなり重要な改定になると考えています。

これまでの改定については以下の動画でまとめています。

これまでの診療報酬改定、介護報酬改定を上記の動画で振り返りながら、2024年の同時改定以降のこれからのリハビリテーション業界の変化についていろいろ考えています。

回復期リハ病棟などの病院でリハビリテーションにかかわっている理学療法士・作業療法士・言語聴覚士にとっても、生活期リハにかかわっているセラピスト同様に活動と参加へのアプローチに対してどのように向き合っていくのかということが重要になってくるんだろうなと考えています。

2024年同時改定では、病院リハビリテーションと生活期リハビリテーションのコラボレーション、病院リハビリテーションにおけるマネジメント、が必要となってくるだろうと予測しています。そして、病院リハと生活期リハのセラピストがリハに対して共通の概念を持ってリハに取り組むことが求められるでしょう。

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士は個別リハの時間だけのかかわりではなくて、病院でも在宅でも「リハビリテーションのマネージメント」が求められることになると考えています。

2021介護報酬改定で厚労省が出している資料の一つにこのような文言があります。

リハビリテーションは家族や本人、多職種連携でなされるということですよね。

多職種連携のもと実施されるのであれば、それをマネージメントしていくのが理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の役割になっていくのだと考えています。そのことが2024年の同時改定で何らかの報酬として反映されるのではないでしょうか?

2024年同時改定後のリハの在り方も少しずつ変化していくでしょう。

以下に紹介しているnoteでは「講義パート2」として、そのような2024年同時改定に向けて、リハビリテーションのあり方について話しています。
【動画】 「病院~地域まで」掛け持ち勤務しながら考えているリハ業界のこれからのこと

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