やまだリハビリテーション研究所のFacebookで屋外歩行練習の時に、歩行距離をグーグルマップ使って測定して、時間計測することで、歩行速度なども計算して評価できるということを書きました。
そのことについて、数名の方からお問い合わせをいただきましたので、少し紹介しておきます。
アンドロイドスマホを使っています。パソコンでのほぼ同じように測定できます。
「Google Map 歩行距離測定」で検索してもいろいろ出てきます。
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歩行距離の測定のこと
グーグルマップを開きます。
赤い矢印のところのをタップすると「経由地を追加」とか「目的地の追加」という項目があるので、それをタップします。
こんな感じの表示となります。
次に歩行練習するエリアを「目的地」とか「経由地」の部分に入力していきます。
地図上から選択することもできますので、歩行練習で通過するルートの曲がり角などを指定しながら、経由地をどんどん追加していきます。
「現在地」の部分をタップすると、現在地を変更することも可能です。
グーグルマップは自分のいる場所が現在地として最初に表示されるので、事務所に戻ってから歩行距離を確認するときは、現在地をタップして変更することで、現在地を利用者さんの家に指定することができます。
「経由地」の指定し通過するルートによっては、歩行練習で通過していないルートが表示されることがあるので、こまめに「経由地」を入力するほうが良いと思います。
すべての経由地を入力すると、移動するルートが示されて、距離も表示されます。
移動手段は「歩行」を選択しておくほうが、ルート表示が正確になります。
初めてやるときは少し手間かもしれませんが、だんだん慣れてきます。
散歩ではなくリハビリテーション
やまだリハビリテーション研究所のFacebookにも書いていますが、訪問リハや通所リハで行うのは「散歩」ではなくて歩行練習。言葉はどちらでもいいかもしれないけれど、リハビリテーションの一環として行っているので、評価を定期的に行うほうが良いと考えています。
そのためには、どれくらいの距離をどれくらいの時間で歩いたのかということを計測することが必要だと考えています。
歩行距離と歩行時間がわかれば、歩行速度も計算できます。
歩幅を計測すれば、どれくらいの歩数なのかということもおおよそではありますが、導き出すことは可能です。
そうした数値を、例えば年齢の標準値などと比較することで年齢双方の能力かどうかということの判断の材料にすることもできますし、1ヶ月、2ヵ月と変化を知ることもできます。
私は月に1回は、個別リハの時間の最後に歩行するのではなく、個別リハの最初のメニューとして屋外歩行を行うようにしています。
そのほうがその時点での利用者さんの能力を測定すると考えているからです。リハの介入後の状態ではなく、リハ介入前の「今」の時点の歩行状態の評価になると思うからです。
参考になれば幸いです。
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