「見せる」だけでなくて「魅せる」ことの必要性について考えたことはあるかな?
「いい仕事」「患者さんのためになる行動」それだけをしていれば、自分の評価が上がるって考えているセラピストが多いでしょう?
起業したセラピストなら、「いい仕事さえしていたらいつの間にか回りが理解してくれる」って思っている人もいるんじゃあないのかな?
それって勘違いなんだよ!
(スポンサー広告)
勘違いしてるセラピスト
- いい仕事をしていたら評価してもらえる
- リハビリテーション専門職の役割をきちんと行っていれば、事業所としての評価は上がる
そんな風に考えているリハビリテーション専門職の人は多いんじゃあないかな?
特に訪問看護ステーションとか、老健とか、通所系の事業所とかでリハビリスタッフがいるようなところで、一生懸命働いていたら近隣の多事業所や多職種に理解してもらえるって思っているリハビリテーション専門職の人は多いのではないでしょうか?
その考えは間違っています!
地道に一生懸命仕事をしているだけで周囲から評価してもらえるってことは可能性としては低いです。
一生懸命仕事することは大事です。真面目に患者さんのことを考えてリハビリテーションをすることも必要です。だけど、そのことだけでは、周囲の事業所や多職種に対してリハビリテーションをアピールすることにはなりません。
ましてや、まじめに仕事をしているだけで、リハビリテーションが評判になって事業所の収益が増えたり、集客することにつながったりすることにはなりません。
リハビリテーションの現状
- リハビリテーションマネジメント加算2
- 生活行為向上リハビリテーション実施加算
これらの加算を算定するとケアマネジャーさんから、
「リハビリは必要だと思うけど単位数を取られたくないから算定したくない」
って言われているリハビリテーションスタッフの方は多いようです。
リハビリテーション会議を招集しても
こんな会議ホントに必要なんですか?
って言われたことのあるリハビリテーション専門職もいるようです。
リハビリテーションを一生懸命実践していても周囲から理解してもらえていないってことを実感しているセラピストっていうのは結構多いのではないでしょうか?
魅せるリハビリテーションの実践
- あのセラピストのいる事業所にケースを依頼したい
- あの人となら楽しく何かできそう
- 任せてみたい
他事業所や多職種にこんな風に思ってもらわないと、事業所の集客増加や収益の増加にはならない。
多事業所連携の第一歩っていうのはこんな風にして始まるんだと思うんですよね。
それには、同行訪問とか、他職種の見学とか、リハビリテーション会議とかサービス担当者会議等の場面で自分の役割を淡々とこなす、自分の仕事を一生懸命するだけでは不十分。
他者を意識した魅せる関わり
が必要だと思います。「見せる」ではなく「魅せる」。
一緒に何かしてみたいって思ってもらえるような関わり。
まずは自分の事業所や病院内の連携がスムースに行えるために魅せる
そうしてそれが他事業所に広がっていくように魅せる
そう言ったことを意識していかないと、多職種連携や多事業所連携は進まないと思います。
自分の役割を淡々とこなせばうまくいくならいいけど、上手くいってないなら何かが足りないんですよ。
具体的な実践については、こちらに書いてみました。
「魅せるリハビリテーション」はこんな感じで実践する
⇒https://note.mu/yamada_ot/n/n8abf756576d4
コメント