検索シリーズです。「訪問リハビリ 60分 できること」という検索。これで僕のどのページをご覧になったのかってことはよくわかりません。だけど、検索している人がいるようなのでちょっと書いてみよう。
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検索の意図は何だ?
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士さんが検索するってことはないような気がするんですよね、この検索パターン。
だって、「60分 何をすべきか?」とかならセラピストも検索しそうだけど、「何ができるか」みたいなニュアンスのことは自分たちが考えるべきことなので、検索しても仕方がないように思うんですよね。
むしろ、ケアマネジャーさんとかが
「40分」と「60分」のどちらのサービスを選択すべきか
ってことを迷っていて検索しているのではないかと思うんですよね。
40分と60分でリハビリの内容が変わるのかどうかってことを調べるなら、ちょっとわかる気がする。
利用者さんの状況によって異なる
40分にすべきか60分にすべきかっていうのは
当然ながら、利用者さんの心身機能の状態や設定する目標、他のサービスの利用状況などによっても変わる。
だけど多くのケアマネジャーさんのケアプランは
最初に訪問リハビリの時間を60分と設定したら、ずーっと60分のまま。40分なら40分のままっていう計画がほとんど
途中で変更されるケースは少ない。
でも目標の達成の可否や、心身機能の状況の変化によって途中で増やすとか、減らすってことも必要なケースもあると思うんですよね。
小刻みに変更されるとスケジュールは組みにくいんだけど、訪問開始当初は60分で、3カ月後からは40分にするとかってプランもありだと思います。
サービスの適正利用
⇒https://note.mu/yamada_ot/n/nf9bef49197fc
noteサイトの方で積極的に書いていますが、2018年の同時改定に向けて
サービスの適正利用
は重要になってくると思います。
- 必要な人に
- 必要なサービスを
- 必要な期間
提供するってこと。
本人や家族の言いなりになるケアプランではなく、ホントに必要なサービスを選択して提供するサービスの適正利用を考える時期がやってきます。
そのためには必要に応じて40分とか60分のサービス時間であってもどちらを使うべきかっていう選択が求められる時が来るでしょう。
ケアマネジャーさんだけで判断できないときは、訪問リハビリを提供している事業所と相談することも必要になってきます。
いわゆるSPDCAサイクルの「S」の部分でしっかりと検討すべきことですね。
いまはまだまだ、40分か60分かっていうのは残っている単位数を考えながら選択されているのでしょうが、これからは中身で選択される時代になっていくと思いますよ。
新しい学びの形を始めました
⇒https://note.mu/yamada_ot/n/ne4ccc3fe7281
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