石巻と金沢の講演では、以下のスライドと年表を用いて、ここ20年くらいの理学療法士や作業療法士、言語聴覚士を取り巻く環境や制度の劇的な変化をパラダイムシフトと捉えてお話ししました。
だけど、この部分についての反応はかなり希薄でした。
- 平成12年 介護保険制度開始
- 平成12年 回復期リハ病棟入院料の創設
- 平成16年 高齢者のリハビリテーションのあるべき方向
- 平成18年 疾患別リハの創設、疾患別の標準算定日数を設定
- 平成27年 高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たなあり方
- 平成27年 介護報酬改定
- 平成29年 医療と介護の連携に関する意見交換会
- 平成30年 トリプル改定
20年前と今と変わっていますか?
20年前から働いている管理業務を行っている病院のセラピストさんたちは、この変化に対応すべく行動しているのでしょうか?
- 介護保険のことを新人にきちんと伝えていますか?
- ケアマネさんとの連携の必要性を伝えていますか?
- 退院後の多様化するサービスのことを把握していますか?
- 活動と参加へのアプローチのことを考えていますか?
- 地域包括ケアシステムって何か知っていますか?
こんなことくらい知っていますよね。
それともこんなことはお構いなしで、20年前と同じスタイルや考え方で入院している時期のことだけを考えてリハビリテーションを行っているんですか?
作業療法士の皆さんへ
リハ業界のパラダイムシフトだけではありません。
作業療法士の方は、日本作業療法士協会が定義を変更したことをきちんと受け止めていますか?
【作業療法】の定義が変わる!!
というコラムでも書きました。
- 1965年 PT・OT法による定義
- 1985年 OT協会による作業療法の定義
- 2010年 厚労省医政局長通知
- 2018年 OT協会による新たな定義
特に2010年の厚労省医政局長通知に含まれている、作業療法士を活用すべき領域についてはしっかりと取り組んでほしい内容です。
時代の変化!!
制度の変化や作業療法の定義や役割の変遷って言うのは、すべて時代の変化に呼応するものです。
だけど、現場で働いているセラピストはどうなのか?
金沢と石巻では若いセラピストの参加が多かったから、みんなポカンとしていました。
20年以上セラピストやっている管理職の方で、こういった時代の変化をきちんと新人教育や部内の教育としてお伝え出来ない人はいませんか?
- 介護保険のことを新人にきちんと伝えていますか?
- ケアマネさんとの連携の必要性を伝えていますか?
- 退院後の多様化するサービスのことを把握していますか?
- 活動と参加へのアプローチのことを考えていますか?
- 地域包括ケアシステムって何か知っていますか?
こういったことを整理して伝えていますか?
時代に対応したいけど、それをどう伝えてよいのかわからない管理職の方がおられましたら、お気軽に講演依頼をしてください。
きちんとお伝えさせていただきます。
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