高齢者の方のリハビリテーションに関わることの多い理学療法士や作業療法士ですが、セラピスト自身の老後についてはどうなのでしょうか?
これらの資料の引用元は昨日書いたコラムに掲載しています。
⇒【厚労省情報】PT・OTって需要がなくなるの?供給過剰なの?質が低下しているの?
人口ピラミッド
セラピストの人口比率ってこんな感じ。
圧倒的に20台と30代が多い構成になっているので、老後のことについて考えるセラピストはかなり少数派でしょう。
でもね、若い世代の人たちも老後はともかくこれからのキャリア形成は考えていかないとね。昨日のコラムにも書いたけどセラピストの数が需要よりも供給量が上回るようになると、老後になってからのことではなくてすぐにでも次の仕事探さないといけなくなる人も出てくる。
世代別就業率
僕が注目しているのは60代以降の就業率の急激な低下です。
60代以降の就業率の低下は、僕的には二つの道のどちらなのかってことが気になるわけです。
- 退職して悠々自適
- 就職したいけど、雇用してもらえない
自ら希望して退職してその後の人生を過ごすのか、まだまだ働きたいけど雇用してくれる先がないから就業できないのか?
だと思うのですよ。
60才以降も働きたい!
作業療法士として29年目のシーズン2019年で51歳になる私は、マイホームのローンがかなり残っています。60歳以降も返済を続けなければなりません。だから60歳以降も働き続ける必要があります。
現在の私は、非常勤掛け持ち作業療法士として働いています。だから退職金で住宅ローンを一括繰り上げ返済という選択肢はありません。
今の働き方は、60歳以降のことも考慮しています。
戦略は必要だよ
今の複数の雇用先は僕個人の能力を評価して雇用してもらっています。だから能力を発揮する限り60歳以降も雇用してもらえる可能性があります。
複数非常勤掛け持ちを継続しつつ、常に次の仕事を探すということも怠っていません。
チャンスを作り出す努力もしていますし、チャンスを探し行動もしています。
複数の訪問看護ステーションに勤務していますが、うち2カ所は管理者の看護師さんからお仕事の誘いを受けました。診療所のお仕事は院長先生からお誘いを受けました。
セラピスト以外から声をかけていただいています。
だけど、常勤で働いている理学療法士や作業療法士、言語聴覚士さんの多くは、そんなチャンスを作り出す努力とかセラピスト以外の付き合いを広げる努力とかしていない人が多そうです。
blogやnoteを書くことも、お仕事の獲得につながっています。
- ブログ:やまだリハビリテーションらぼ
- note:やまだリハビリテーション研究所のnote
60歳以降も働き続けるための準備はすでに始まっているのです。
これ読んでるあなたはおいくつですか?
60歳以降も働き続けることは想像つかないかもしれないけれど、60歳以降に向けた準備は今から始まっているんですよ。
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⇒⇒講演依頼のこと
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