スタッフ3人の老健でも生活行為向上リハ加算できる!

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常日頃ブログnoteにコラムを書いて情報発信をしているだけどね、ときおりメッセージやメールをいただくことがある。今回嬉しい報告があった書いてみる。メッセージの引用については本人さんから了解を得ています。プライバシー保護のために一部文章を修正しています。

お悩みメッセージ(半年前)

半年前にこんなメッセージが届きました。

私老健で作業療法士をしています。現在定員40名の通所リハビリでリハマネⅡを算定していくのに苦心しております。「やまだリハビリテーションらぼ」のブログを参考にリハスタッフがマネジメントをする重要性、卒業を見据えたリハビリへの転換を訴えることで、リハビリの所属長は理解を示して下さいました。しかし経営を司る事務側から、単位数の低さを指摘されています(入所のリハの方が儲かる)今後の地域包括ケアにおいて通所リハの重要性などは説明するのですが、やはりそう甘くありません。リハマネⅡですら、モデルで1件はじめたばかりですが、生活行為リハ加算について触れないと事務は動かないのかなと悩んでいます。

それに対して僕はこんな返信をしました。

『リハマネ2の単位数ってそんなに低くはないと思うんですけどねえ。

未来があるかどうか?

診療報酬も介護報酬も国のお金で運営されていて、この先人口は減り、税収も減るので、自分達の仕事やサービスの価格を自分達で決められない、そういった意味では明るい未来はない。だから、とることのできる加算は少しでも取った方が収益的には良いと思う。

制度改定の予測は難しいけど、リハマネのプロセスが通所の基本サービスとして組み込まれて、単位数そのものは加算ではなく通所の基本点数に組み込まれる、実質のマイナス改定になったら、現時点でリハマネ2を算定していない施設は、大変ですよね。リハマネ2を算定している施設は加算なくなるけど、事務量は変わらない。算定していない施設は事務量は増えて収益増えない。最悪。

それにリハマネとか生活行為向上の研修会に行くとか、僕のブログ読んで、知識のインプットをするだけでは、セラピストとしてはだめだと思う。インプットしたことを現実の場で実践するからこそ、アウトプットするからこそ次に何をすべきかということがわかるんですよ。

実践せずに机上の空論だけでは何も得られないと思います。

でも、どこの施設でもリハ対事務の問題はある。加算をとることの数字をいかにリハから事務に話せるかが大事。

ちょっとアルコール入ってるから厳しいことを書いてるかな。

参考になれば幸いです。』

それに対してすぐに返信がありました。

現在リハスタッフ3人で老健をやりくりしているので、全利用者リハマネⅡ算定のためにスタッフ増員を必要と考えていました。増員するまでは今のリハビリ(パワリハ中心であまり個別で関われない)を続けるしかないと思っていました。

でも、それじゃあいつまで経っても始まらないですね。先生の言われる通り、インプットだけして頭でっかちになっていました。

今ちょうど新規利用者に要介護1の生活行為向上の適応な方がいらっしゃるので、リハマネⅡと生活行為向上加算を算定しているつもりで関わっていこうと思います!

半年後のメッセージ

最初のメッセージのやり取りから、約半年後、つい先日新しいメッセージが届きました。

半年前に生活リハ加算について助言を頂いた〇〇です。ブログとnoteをいつも拝見させて頂いています。
報告ですが、自分が働くデイケアで7月から生活行為向上リハ加算の算定を開始しました。卒業に向けては前途多難な面がありますが、多職種で目標に向かって関わることができており、利用者の目標達成も少しずつできています。
そして、生活行為向上リハ加算の広報を近隣の居宅向けにすることになりました。ケアマネさんに少しでもリハマネ加算Ⅱと生活行為向上リハ加算が魅力的に思ってもらえるように、プレゼンしようと思います。
いつもブログやnoteの記事を見てモチベーションを上げさせてもらっているので、報告とお礼を伝えたく、メッセージさせて頂きました。

さらにもう一つメッセージが届きました。

今日、無事にケアマネ交流会を終えました。リハマネⅡ、生活行為向上リハ加算のお話と症例報告をさせて頂きました。参加したケアマネさんに「入院中に介護保険認定が出た方が、もといたデイサービスに戻る前にリハビリをするところがあるんだね。対象者の少イメージが少し湧いた。」と言って頂けたことが、すごく嬉しかったです。
すぐに新規利用者がこなくても、ケアマネさんと顔の見える関係が作れてよかったです。

わずか半年くらいで、見違えるくらいの進歩ですよね。

リハマネすらほとんど算定できていなかった事業所が、わずか半年で生活行為向上リハビリテーション実施加算を算定し、さらにはケアマネさんたちとの交流会の開催をするまでになっている。

「1件くらいならうちでも」って言うならやってみろよ!

こんなこと書くとね

生活行為向上リハビリテーション実施加算を1件算定したくらいで大きなこと言うな!

みたいなやつもいるかもしれないね。

だけどね全国でもわずか月に400件しか算定されていないのが、生活行為向上リハビリテーション実施加算なんだよ。

うちでもその気になったらできる!

って言うだけは簡単だけど、実際に算定にたどり着いている事業所はほとんどない。言うだけの奴はホントの苦労なんてわかっていないんだ。

生活行為向上リハビリテーション実施加算は1件でも算定できれば、日本のトップクラスだってことを大きな声で言ってもいいと思うよ!

それくらい大変なんだよ!

それをわずか半年で達成することが出来るなんてすごい!

僕のブログやノートは効果的!

僕の野望は「書くこと」「情報発信すること」「伝えること」でリハビリテーション業界を変えることです!

こうやってメッセージをいただくと、少しずつでも業界を変えていくことが出来ているんだなって実感がわくから、ますます書きたくなる。

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