5月14日付で厚労省から「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が公開された。
このコラムは5月16日に書いていますが、来週以降に業種別のガイドラインも公開されると思う。
基本的対処方針
厚労省が公開した基本的対処方針は以下よりダウンロードできます。
◆「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」
(PDFが開きます)
医療とかリハビリテーション関係者は23Pくらいから「医療」について書かれているので読んでね。
基本的には3蜜を避ける。消毒などを徹底することが必要です。
通所の定員をどうするのか?
通所リハ、通所介護に掛け持ち勤務している作業療法士の私にとって最大の関心事は、
通所の定員数はどうなるのか?
ってことなんです。3蜜を避けるということは、人口密度を減らすということ。利用者さんと利用者さんの距離を広げるということ。
現行の定員数での運営は厳しくなると思う。
このあたりの調整を事業所任せにするのか、何らかの基準を厚労省が提示するのかによっても対策の立て方は変わってくる。
人員基準・運営基準・施設基準の変更がなかったとしても、事業所としては日々の利用者数の設定というのかな、3蜜を避けることができる受け入れ利用者数を検討していく必要があるだろう。
リハビリテーション室
病院や外来のリハビリテーションについても、検討が必要になってくるんだろうね。
蜜を避けることが必要って言う部分だけを捉えると、前述した通所事業所の定員と同じことがいえる。
限られた面積のリハビリテーション室に、セラピストと患者さんとどれくらいの人数を受け入れるのかってことを考えないとなあ。
これまで通りにはいかない
他のコラムにも書いているが、インフルエンザ並み病気にならないと対応が難しい。
指定感染症の現行ではリハビリテーションの運営方法はこれまで通りにはいかない。
現時点としては業種別のガイドライン待ちしつつ、それぞれの事業所でいろいろ検討をしておくことだよね。
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