コロナ後の地域リハのあり方については、いろいろ考えていく必要がある。飲食の再開や学校の再開などと並列に考えることは難しいのではないかと考えています。
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高齢者さんのリスク
新型コロナによる死者や重症化の傾向を見ていると、30代くらいまでは比較的軽症で済んでいる。
高齢者さんのリスクが高いってことを意識して、今どの事業所も対策を講じている。
体温測定、マシンの消毒、マスクの着用、などなど昨年までの通常運用とは明らかに異なる対策で職員の負担や利用者さんの不安も増した。
3蜜を避けるための換気、利用者さん同士の距離のも工夫を凝らしている。
こういった対策をいつまで継続するのだろうか?
ワクチンとかお薬
インフルエンザくらいのレベルの対策で良いのなら、どの事業所も対応できる。
だけど陽性患者さんが出てしまったら一時閉鎖のような現在の状態では、長期的視野で考えた場合かなりしんどいなと思う。
特に3蜜対策のことを考えると、事業所の面積と利用者数の関係で従来通りの運用が困難になる事業所も出てくる。
万が一事業所の運用に関して施設基準や人員基準、運用基準などの見直しが行われたら、生き残れない事業所も出てくるだろう。
ワクチンとお薬ができて、インフルエンザ並みの疾患として扱われるなら問題ない。
「指定感染症」から外れるかどうかってのは、通所系事業所にとっては大きな関心事になっていくんだろうな。
リハが必要なのかどうかってこと?
通所にしろ訪問にしろ、今回のコロナ騒動でリハビリテーションを控えている利用者さんがいる。
電話連絡や通所事業所の訪問対応などで、在宅生活でもフレイルなどが進行しないようにサポートしている事業所さんも多い。
だけど、リハをお休みしていても状態が悪化しない利用者さんについては、継続の必要性があるのかどうかということも吟味されるだろう。
ケアマネ、医師、などと連携してリハの必要性を考える時期に来ちゃったのかもしれない。
希望すれば利用できるのではなく、希望しても必要度合いを考えることが必要になるかもな。
もしくは、重症度合いや要介護認定の段階に応じて使えるサービスが変わるとか、通所や訪問の利用期間の制限などなど。
5年間くらい期間で考えると色々考えていくことが必要だと思う。
掛け持ちセラピストとして
非常勤掛け持ちで働いている私としても、今回のコロナ騒動ではいろいろ考えさせられた。
幸い掛け持ち先で解雇されるようなことにはなってない。
しかし、現行と同じスタイルでの働き方が、コロナと共に生活する新時代には合わないかもしれないという考えには至っている。
新しいスキルを身につけないといけない。
なんだか久しぶりに「このままじゃあかん!」って気になりました。
3年くらいかけて新しいスキルを身につけることで、これからの15年くらいを現役で生き残る戦略に切り替えることにしました。
スキルが身についたら結果報告をします。
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