2030年同時改定とXでのプチ炎上

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エックスでプチ炎上しました。閲覧数が3日間ほどで9万を記録したのは私のXでの投稿では初めてかつ最大でした。
こんな投稿です。

https://x.com/yamada_ot_labo/status/1965167282050761012

いつも通りの毎朝投稿で、この日は活動と参加について投稿したところ、「公金使ってすることじゃない」「税金に無駄使い」みたいな返信や引用リポストされてしまいました。

プチ炎上についての感想みたいなことは以下に投稿しています。

https://x.com/yamada_ot_labo/status/1966038704503533703
https://x.com/yamada_ot_labo/status/1966257518197485599

リハ業界に関していうとね、普段のXでの盛り上がっていても臨床の現場の同僚はそのことを知らなかったりすることが普通なので、Xで盛り上がっていることが現実の世界でも盛り上がっているとは思いません。特にリハ業界はね。でもまあ、今回色んなコメントや引用リポストなどでいろいろ書かれていたことを見ながら、今回の騒動で改めて考えさせられたことは

  • 公金や税金の無駄使いって部分には一理ある
  • 公金使わず自費リハで提供しろと言われても、何でもありじゃない
  • リハビリテーションの現実は世間の人には認識されていない
  • リハビリテーションの適正なサービスの提供は必要である
  • まとめて考えると2030年の同時改定に真摯に向き合う必要がある

公金や税金の無駄使い

厚労省でも2026年診療報酬改定の議論が開始され、施設訪問であったり、精神科訪問であったりの収益が非常に大きな事業所についての議論も行われる見通しである。
中央社会保険医療協議会 総会(第615回) 議事次第

テレビでもいろいろ報道されている施設訪問看護の在り方については、「公金の無駄使いなのではないか」と私も感じている。

だから国民がその部分に過敏になっているかもしれないなとは思うが、今回のXの投稿はそのようなケースでもなく、比較的短期で終了した良い事例として取り上げているケースだったんですけどね。

でもね、自分たちの税金が、そういった風にして無駄なお金の使われ方をしているという感情を持っている人がいるということは心にとめておかないといかないかな。

リハビリテーションの現実が知られていない

病気になったら病院で医師の診察を受ける。

まあこのこと自体はみんな理解している。でもまあ医者や病院がもうけすぎだと文句をつける人はいるけどね。

看護師さんや介護職さんの仕事のイメージも国民はなんとなく持っているだろうな。

でもやっぱりリハビリテーションのイメージは持っている人少ないんだろうなと今回の騒動では感じている。

特に作業療法のイメージを持っている人は少ないな。

今回のプチ炎上でもプロフィール欄から理学療法士さんだろうなと推測できる人からの批判の投稿もいただきました。

まあそれくらい作業療法というものは理解されていないのでしょうね。

私のSNSとかブログは基本的にはリハビリテーション業界向けに発信している内容が中心ですが、まだまだだなと感じました。

2030年同時改定に向けて

さてここからが本題かな。

個人的にはリハビリテーション業界が大きく転換するのは2030年の診療報酬・介護報酬同時改定だと考えています。

  • 訪問看護ステーションからのリハ職の訪問に一定の条件が付く
  • 訪問看護ステーションからのリハの指示医に要件が付く
  • 訪問看護ステーションの人員要件が変更される

訪問看護ステーションからのリハについては以上のような変化が生じると予測しています。

だからこそそこに向けて、訪問看護ステーションのリハビリについては、適正なサービスの提供が必要になると考えています。

適正なサービスの提供とは

必要な時期に、必要な期間、適切な頻度で、適切な目標を設定してリハビリテーションを提供すること。

そのためには目標設定とオリエンテーションが重要になってきます。

目標設定についてはこちらにまとめています。
オンライン講義「リハビリテーションの目標設定の考え方のこと」
上記のオンライン講義は終了していますが、講義資料のダウンロードは可能です。

2030年同時改定については引き続きこのブログでも書いていきますので、興味ある方はSNSフォローしておいてくださいね。

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