訪問看護ステーションでのリハ職と看護師さんとの連携のこと

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2021年介護保険で話題となった訪問看護ステーションの人員基準6割問題が2022年診療報酬改定でも再燃しそうな状況ですよね。

私は訪問看護ステーションからのリハビリテーションは必要だと考えています。だけどそれは「訪問看護ステーションだからこそ必要なケースへの対応」としてのリハビリテーションなのです。
コラム7 2024年同時改定に向けて考える2021介護報酬改定1「訪問看護からのリハ」

そうして人員基準6割問題の根幹は、訪問看護ステーションにおいてリハ職と看護師さん達との連携が適切に行われず、看護が必要のないケースにも多くのリハが提供されている問題だと捉えています。

看護師さんとリハスタッフの連携

単純に訪問によるリハビリテーションが必要なら、病院や診療所からの訪問リハビリテーションを利用するという選択肢がある。

地域事情により診療所や病院からの訪問リハの事業所が少なく、訪問によるリハビリテーションは訪問看護ステーションしか選択肢がないというエリアもあるかもしれないけれど、訪問看護ステーションからのリハにおいては、事業所内での看護師さんとリハとの連携が不可欠なのである。

だけれども、充分な連携が行われていない事業所もあるようだ。

訪問看護ステーションからのリハにおいて2024年の診療報酬・介護報酬同時改定以降の事業所運営にあたっては、リハ職と看護師さんが適切な事業所内連携を行うことが必須となる。

もし事業所の人員基準が改定され、看護師比率6割が現実のものとなれば事業所内にいる多くの看護師とリハとの連携は不可欠な要素となる。

だけど、地域の事業所でリハと看護師のコラボがうまく実践できている事業所は、あちこちの事業所で掛け持ちしている作業療法士の体感としてはまだまだ少ないというのが実情だ。

だからこそ、より適切な連携のためにいろいろと考えています。

興味ある方は是非お読み下さい。

机上の空論ではなく、訪問看護ステーションを掛け持ち勤務しながら実践していることや考えていること、看護師さんと連携をしていること等を書いたり話したりしています。

訪問看護ステーションからのリハにおいて、リハの運営に困っていたり、リハと看護のコラボで悩んでいる訪問看護ステーションの管理者さんや役職の方はお気軽に連絡ください。リアルでもZoomでも、訪問看護におけるリハについてのお困りごとの相談や事業所内での研修や教育をお手伝いさせていただきます。
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