最近レンタル業者さんとベッド柵のことで話したり、実際に利用者さんに使ったりしているので、そのことについて書いてみた。
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ベッド柵のこと
一般的なベッド柵の分類としては
- 普通のベッド柵
- L字型のベッド柵
普通のベッド柵
これは、ベッドの付属品として付いてくることも多く病院や訪問の現場で最も見かけるタイプですよね。両サイドに4本セットすると両サイドへの患者さんの転落を防ぐことができます。
訪問先の多くの家庭では、壁際にベッドを置いているパターンがほとんどなので、壁側に転落することはないので壁とは反対側に設置していることが多いかな。
L字柵
移乗のために使うことが多いL字型のベッド柵ですね。
起き上がりのためのスペースの広くなるし、90度に曲げていると立ち上がりやすいですよね。
抜けずに固定できるL字のベッド柵
まあ、移乗用として用いられることの多いL字型ののベッド柵なんですが、もう一つの大きなメリットは
柵がグラグラせず、しっかりと固定できる
っていうことですね。ベッドに付属しているような普通のベッド柵(まっすぐなタイプ)は上に引っ張るとすぐに抜けてしまいます。
患者さんの転落防止用なので、転げないように柵を使うことができますが、移乗やその他の目的のために柵を引っ張ってしまうと抜けてしまいます。
リハビリテーション的な視点で見るとL字柵のようにグラつかず抜けないような構造になっているってことはメリットがあります。
移乗動作で使っても安定して使うことができるからですよね。
グラグラしていたら不安定ですけど、しっかりとベッドに固定されていると安定しますよね。
まっすぐにも使える
また、L字にすると便利ですが、まっすぐなまま使うこともできます。
まっすぐな状態で使う手すりでしっかりと固定した手すりを選択したいって場合もまれにあるんですよね。
そんな時はL字型の手すりをまっすぐな状態で使うようにしています。
まっすぐ使うっていう選択もできるのがL字柵の良いところですね。
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