若手が山のようにいるリハビリテーション業界。10年くらいの経験がある理学療法士や作業療法士、言語聴覚士がその病院のリハビリテーション部門のトップであるという病院も多い。この職種がまだまだ成熟していないことを表していると思う。じゃあ、そのトップの10年目はだれから学べばよいのでしょうか?ということを書いてみた。
筆者が自分で研修会も開催しているのは山のようにいてる理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の若手に不安を感じるからです。
あなたの上司は何年目?
リハビリテーション部のトップのかたの経験年数ってどれ位なんでしょうか?
筆者は2014年度で作業療法士として24年目のシーズンを迎えます。そんな私の知人や友人が務めている病院やクリニックなどでも、私より経験の浅い方がその事業所のリハビリテーション部門を率いているということはよくあります。
10年目くらいがトップというのもよく耳にします。
それが悪いとは思いません。むしろそれくらいの世代の方には頑張って欲しい。
でも10年目くらいでトップになってしまって、それより上がいないってことはそのトップのセラピスト達は誰から学ぶのでしょう?直接的に、日常的に指導をあおぐことができる師匠が身近にいないって事ですよね。それはけっこう辛いなあ。
まだまだ学びたい世代、しかも部下の指導もせなあかん。だけど師はいない。
職場以外で師を見つける
自分の病院に指導してくれる師匠がいないなら、見つけましょう。いろんなところに出向きましょう!そこでいろんな方と出会いましょう。
あなたのセラピストとしての腕前を、人間性を、能力を、高めてくれる出会いがきっとあります。たかだか10年目ぐらいのキャリアにあぐらをかいて、満足してるだけではダメです。
伸びようとしていない人には、他の人を伸ばしてあげることはできません。
まだまだ学びたいっていう想いが大切ですよ。
やまだリハビリテーション研究所もご活用ください
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