経験しなけらばわからないこともあるでしょう。そのことを否定するつもりはありません。だけど、人材育成をするっていう点では、「何事も経験だよ」ってことを避けるほうがいい場合もあると思うんですよね。そんなことを書いてみた。
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経験せざるを得ないこと
リハビリテーション専門職である、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士だけでなくて、看護師さんとかもそうだと思うんだけど
- 担当患者さんとのかかわりの中で経験すること
- 家族さんとのかかわりの中で経験すること
新人さんとか、若手のスタッフの誰しもが経験することっていうことはある。そこを飛ばすなんてことはできない。だから、そういったことは経験をつむことで、何度も経験することでレベルが向上するってことはある。
試行錯誤もしないといけないでしょう。あまりよくないけど、失敗して学ぶこともあるでしょう。
だからそこはしっかりとサポートしてあげたい。
経験しなくていいこともある
だけど、その「経験」をたくさん重ねたベテランや先輩が、適切なアドバイスをすることで新人や若手は、その部分を通り越したり、期間を短縮して成長することもできる。
どうしても経験しないといけないことを避けることはできないけど、先輩が自分の経験を伝えることでもっと効率よく多くのことを学ぶことができるんじゃあないかと思うんですよね。
いくら経験だからって言って、効率の悪い意味のないことを経験させたところで成長には効果がない
って考えています。
ときどきね、意地の悪い人が
自分も叱られて成長したから、自分が先輩になったから同じように叱る
叱らないといけない場面もあるでしょう。
だけど、自分が経験して叱られて、叱られないように工夫して成長したんだったら、その過程の一部を後輩に教えてあげることで後輩は失敗しないで成長することが出来ろハズなんだ。
まあ、別の場面で別の失敗をすることはあるだろうけどね。
職場全体の底上げ
いやでも経験して失敗して叱られることは必ずあります。
だけど、僕が10年かかって学んだことを後輩に伝える事で後輩には5年とか7年とか僕より短い期間で僕と同じレベルになってほしいって考えている。だから
やまだリハビリテーションらぼ
とか
やまだリハビリテーション研究所のnote
で自分のノウハウや経験や考えを伝えている。
そうすれば、職場のレベル向上につながる。業界全体の向上につながる。
僕が10年かけて到達したレベルに後輩も10年かかってしか到達できないなら、先輩としての僕の指導能力がないってことだ。
先輩よりも短い期間で後輩を育成する、経験をつんでしか学べないこともあるけど、ショートカットできることもある。
何事も経験とか石の上にも三年とかってことを否定はしないけど、効率は悪いと思う。
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私は非常勤掛け持ちの作業療法士であり、コンサルタントなどではありません。
しかしこれまでの経験を活かしながら、病院のリハや生活期領域のリハ関連部門に対して、これからのリハビリテーション部門の在り方などに対してアドバイスや助言をすることはできると自負しています。
収益を上げるための助言はできませんが、より良いリハビリテーションを提供するためにはどうすればよいかということを、一緒に考えることはできると思います。
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コメント
私も経験、経験言われています。
ですが、この間新しく入職したセラピストには私がやってきたこととか、なにも隠さず色々教えています。
私がしてきた、しなくていい経験はさせないようにと思ってはいますが、経験してなんぼ的な感じで、失敗させといて自分がやっていいとこを見せる。そして自分の立ち場が上なんだというのを見せつけているようにしか思えない方もいます。気の迷いでそうした方がいいのか?とかちょっと思いかけてたので、山田さんの声で目を覚ませました!ありがとうございます。
立場と言うかセラピストとして、自分の方がまだまだ先輩なんだよって見せたいですよね。だけど、その見せ方は色々な方法があるからね。
しっかりとした指導や自分の背中を見せているだけでも大丈夫じゃあないかな