「学生は現実を知らなさすぎる」 実習前に知っておいてほしいこと1

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臨床実習に出る前の学生さんって
ワクワクしている
ドキドキしている
不安でいっぱい
まあ、いろんな状態でしょうね。

でも実習に出る前に知っておいてほしい、あなたたちの置かれている現状をぜひ知ってください。


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比較対象がない辛さ

あなたは臨床で働いているセラピストの良し悪しを判断する基準を持っていますか?
将来、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士として働くために養成校・大学に通っているにもかかわらず、あなたたち学生が知っている臨床家の数があまりにも少なすぎるのです。

学校で授業を担当している先生の臨床の姿を見たことがありますか?
目の前にいてる先生のセラピストとしての実力はどうなんでしょうか?

学生の弱点なんですよ、臨床で働いているセラピストを知らないってことが。
実習指導でセラピストからいろんな指導をあなたたちは受けることになります。その時の指導は

  • 妥当な指導なのか?
  • 厳しすぎる指導なのか?
  • 愛情を持ってあえて厳しい指導なのか?
  • アカデミックハラスメント、パワハラ的な悪意ある指導なのか?

そういったことを判断する根拠を持っていないことが学生にとって最も不利な点なのです。臨床で働いているセラピストの良し悪しを判断するための、比較対象を持っていないんです。せいぜい持っている比較対象は養成校の教員だけなんですよね。
臨床実習指導で、目の前にいてるセラピストがセラピストとしてどうなのかという判断ができない、だから厳しい指導を受けても「あたりまえ」の指導だと思ってしまう。
もしかしたらアカデミックハラスメントかもしれないのにです。

セラピストといってもピンきりです

大変残念なことですが、臨床で働いているセラピストがすべて良い指導者というわけではありません。セラピストもピンきりなんです。いろんな人がいてるってことですね。実際に私が担当した学生さんから聞いたお話では、指導者の風上にも置けないような人が実習を担当していたこともあります。

だから、目の前にいてる指導者の指導があまりにもひどいような場合は、迷うことなく養成校の担当教員に連絡しましょう。学生のあなたは臨床で働いているセラピストあまりにも知らなさすぎるのです。その指導の厳しさが「当たり前の指導」なのか「行き過ぎた指導」なのかの判断ができません。
あまりにもつらい出来事を実習先で体験した時は、まず養成校の担当教員に相談してください。

つらい時は迷わず、学校へ連絡しよう

養成校の教員に連絡することは、恥ずかしいことでも何でもありません。実習というのは実習先の施設の指導者だけがかかわるのではなく、養成校と実習施設と教員と指導者と学生とで運営されるものなんです。決して実習施設に一任されているものではありません。トラブルを抱えたらまず、養成校の教員に連絡しましょう。

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コメント

  1. まきき より:

    こんばんは。ご存じでしょうか?養成校の教員が、必ずしも、見方とは限らない事を。
    困ったときは教員に相談しよう。という記事は嫌というほど、見ますが、実際問題、教員は
    学生より、実習先を忖度する事が多いです。理由は?それは実習先確保という意味合いです。

    • まききさんへ

      嫌というほど見るなら見なきゃいいのに

      そのようなご意見はこれまでにもいただいたことがありますので、存じております。

      まききさんは、学生さん?それともセラピスト?

      学生さんだとしたら、学校に相談できないのは辛いことですよね。学校が本来守るべき学生を守っていないということですよね

      私がすべての学生さんを支援できるものではありませんが、相談には対応させていただきますので、お困りでしたら、、メールなどください

      https://yamada-ot.com/toiawase-new

      • まきき より:

        お返事ありがとうございます。
        冒頭の返しが、いかにも作業療法士という感じで懐かしいです。ありがとうございます。
        学校は果たして、学生を守ってくれるのでしょうか?勿論、過保護という訳では
        ありません。実例に基づいて、話した方が良いですか。実習初日に、「あなたの顔が好みでないから、
        合格はあり得んな」とバイザーから言われました。結果、不合格です。最終日に理由を聞いたら、
        やっぱり顔のタイプが原因でした。臨床実習でです。実習中に教員が訪問しますよね、その時に
        相談したら、「冗談言える余裕があるねんね」と言われました。担当患者も決めてもらえず、
        懇願しても、取り合ってもらえずの日々でした。悪い夢を見ている気分でした。
        池田キャンパスの先生でした。
        失礼致します。

  2. まきき より:

    味方の間違いでしたね。失礼しました。

  3. まきき より:

    こんばんは。意味のないコメントでしたね。削除願います。
    失礼します。

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