2015年4月からの介護保険の改定で、とにかく「活動と参加」がクローズアップされてからもうすぐ5年になろうとしますが、みなさんの職場ではなにかかわりましたか?そんなことを書いてみます。
2020年2月21日 追記しました
変わっていないところの方が実は多い(と思う)
個人的には研修会を受けましたよっていう理学療法士、作業療法士、言語聴覚士はたくさんいるでしょう。
介護保険系の通所や訪問系の事業所ならリハビリテーションマネジメント加算とかがあるから、事業所として取り組んでいるってところもあるかな。
回復期リハビリテーション系のセラピストならほとんど変わらずに日常の業務をこなしているいって人の方が多いんだろうと思います。
もしかしたら
「何かしないといけないとは思うけど、職場の先輩とか上司からも何も言わないから・・・」
とか
「まわりから何も言われないからとりあえず、このままで・・・」
みたいなセラピストの方が圧倒的に多いと思う。
病院だけではなくても、加算を算定できない訪問看護ステーションのセラピストも普段と変わらずに業務を続けているっていうセラピストの方が多いと思う。
いや、もしあちこちで、セラピストの過半数が「活動と参加」に積極的に取り組んでいるってことなら許してね。でも僕の周囲ではそんな気配を感じないんですよ。
ネットとかSNSとかでは見るよ
ネット上ではいろいろ書かれているのは見るよ。
研修会もあちこちで開催されていることも知っている。
まあいろんな団体やいろんな人が研修会しているし、Facebookとかではいろんな人がいろんなことを書いているのを見ています。
だけど、リアルな世界でのリハビリ現場はいつもと変わっている風はないんですよね。
まったく焦っていないように見える。
気のせいか?
誰かが変えてくれることを期待してる?
よっしゃ! みんな、今日から「活動と参加」しっかりやるで!
みたいな感じで舞台の上から呼びかけてくれて、ある日突然みんなが「活動と参加」に取り組み始める。
普段は言い出せないけど、誰かがやってくれたら必ずやる!
そんなことをみんな期待しているんじゃあないかな?
誰がそんなこと言うねん、誰も言わないよ。
誰も変えてくれませんよ!誰も引っ張っていってくれないよ!
制度だけがどんどん変わっていくだけです。それについていけない職業は淘汰されるだけです。
あなただけが淘汰されるだけならまだましだけど、動いていな職種はその職業や仕事そのものが業界から淘汰されてしまいますよ。
2025年まで5年しかない、年疾走していかないとだめだってことですよ。
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