通所介護や通所リハビリとか訪問リハビリの場面で
「疲れるから今日軽めで」
そんなことを本人さんや家族さんに言われたことはありませんか?
2019年9月4日追記
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今日は軽めで・・・
そんなことを言われた時に、最近確認していることがあります。
- 食欲ありますか?
- 3食食べていますか?
- なに食べてますか?
というような事柄。
以前は、同じこと言われても、バイタル測定して体調確認して問題なければ軽めにしていたんだけど、最近はお食事関係のお話を聞くようにしています。
管理栄養士さんとお付き合いする機会があったり、地域ケア会議で食事の話題が出るようになったりすることもあり、食の重要性について改めて考えています。
バイタルサインOKでも・・・
通所や訪問で測定できるバイタルサインって
体温、血圧、脈拍、パルスオキシメーターくらいかなあ。
これらに問題なければリハビリ実施ってことになるんだけど、元気がない患者さんはけっこういてる。
睡眠、食事、生活スタイル、なども最近はお話伺っています。
軽めにリハビリしてほしい⇒バイタル問題なし⇒軽めのリハビリ⇒次の利用日もまた「軽めにしてほしい」
なんだか無限連鎖のようになっていく。
バイタルサインに問題ないからといっても、これが繰り返されていくと体力や筋力はおそらく低下していく。
合併症などなくても、こんなサイクルの患者さんは時々遭遇する。
だから、睡眠のことやお食事のことを確認して問題あれば多職種と連携して取り組んでいかないと、リハビリしているのにADLが低下することになる。
そんなことを最近の通所や訪問では実践しています。
リハ実施計画書
リハビリテーション専門職だけで解決できない課題は病院リハでも地域リハでもたくさん遭遇します。管理栄養士さんとの連携って考えていますか?
2018年の同時改定において、病院で作成するリハビリテーション実施計画書に「栄養項目」が追加されました。
それは、リハビリテーションを実施するうえで、管理栄養士の協力が必要だからなのです。
筋トレしていても一向に筋力が改善しないようなケース。
そのようなケースにおいては管理栄養士さんとの連携が必要なことがあるのです。
リハ実施計画書策定の意味をしっかりと考える必要があるのです。
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