これからは必須!回復期リハビリと地域リハビリの連携

今日の投稿は若手の理学療法士や作業療法士、言語聴覚士で回復期リハビリテーション病院にお勤めの方に読んでほしい。回復期リハビリテーションから積極的に地域リハビリテーションに絡んでほしいってことを書いてみた。


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連携ってできてる?

地域で働いていると、病院勤務のセラピストとの絡みが減ってくる。ましてや、回復期リハビリテーション病院のセラピストから積極的に絡んできてくれるような経験は少ない。

だけどこれからの3年間(2015年~)は回復期リハビリテーション病棟のセラピストと地域リハビリテーションの積極的な連携が必要になる。

むしろ連携していない回復期リハビリテーション病棟は淘汰される可能性すらある。
2018年の医療・介護報酬同時改定では、リハビリテーション業界にとってつらい改定になることが予想されている。

そして、入院リハビリでも「活動と参加」が重視され、利用者さんを地域へスムースに戻すことが求められる。地域とのかかわりが希薄な回復期リハビリテーション病院なんて必要なくなる時代が来ると思う。

2015年の改定で、介護保険領域で働いているセラピストは大きな時代の変化を感じているセラピストがいるだろうけど、回復期リハビリテーション病棟に勤務しているセラピストはまだそんな流れを感じていないだろう。

でも、時代は確実に進んでいる。

病院中心のリハビリからの脱却

3年後の医療・介護同時改定では間違いなく病院でのリハビリテーションは厳しい状況になる。

1日4単位くらいしか算定できなくなる。だけどベッド数は増えない。

別の記事でも書いたが、算定できなくなるからセラピストが余る、仕方がないから訪問リハビリに進出する病院が増える。

ここまでは容易に予想できることだし2015年5月時点でも訪問部門を充実させようとしている病院は出てきている。

これからの3年間の間にさらにその先への対策を進める必要がある。

回復期リハビリのこれからの3年

自分たちの病院が訪問リハビリテーション部門を開設したら、当面の利用者さんの多くは退院した患者さんばかり。だけどそのうち、入院履歴のない利用者さんも増えてくる。

そうなると利用者さん担当のケアマネジャーさんなど関係者の多くは法人外の他職種だ。

きちんと連携できますか?

今まで院内のスタッフとだけ連携していればよかったので、専門用語もそれなりに通じるし、微妙なニュアンスが通じるので、中途半端な引継ぎでも大きな問題はなかったかもしれない。

だけど、他事業所のスタッフと連携するとなると状況は変わってくる。

  • いつでも連絡を取れるわけではない
  • 顔の知らないスタッフと話さないといけない
  • 専門用語が通じない

自分たちの身内と連携を取るのとは訳が違うのである。

リハビリテーションの中身

今、地域のリハビリテーションは完全に「活動と参加」にシフトしている。心身機能の改善を置いてきぼりにしているのではなく、心身機能の改善にも取り組み「活動と参加」にも取り組んでいる。

病院で働いているセラピストはこのような時代の流れを知っているのだろうか?

知らなかったら、これからの3年間で考え方をシフトさせないといけない。
シフトさせるためには、近隣の地域のセラピストと積極的に絡まないといけない。

地域の視点から病院のリハビリテーションを考え直すんだ。

地域でいきなり「活動と参加」に積極的にアプローチするのではなく、回復期リハビリテーション病院でのリハビリテーションから「活動と参加」に対してアプローチすることも必要になってくる。

「心身活動」へのアプローチが病院リハビリに中心であることは否定しないが、それだけに終始するようではこれからの時代を生き残ることのできる病院にはならない。

だからこそ回復期と地域が連携する

ふだんから、

  • 回復期のセラピストは地域リハビリスタッフと連携して、今の時代の地域リハビリを知る

回復期メインの病院でも、これからは間違いなく地域リハビリテーションを重視せざるを得ない時代がやってくる。地域との連携が課題になる。

だからこそ、地域へ患者さんを送り出す側の立場のセラピストが積極的に地域リハビリとスクラムを組めるような体制作りが不可欠だ。

この3年間でそれぞれの地域の回復期と地域リハビリの垣根を越えた連携を作り上げることが必須なのです。

あなたは動き出していますか?

私は動き出しています。

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