回復期リハの行く末と訪問リハの締め付けのこと

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2024年同時改定では回復期リハのことも議論されていますが、現時点では極端な制限はかからないと予測しています。

2030年の同時改定では大きく転換されるだろうなと予測しています。

疾患別リハ1日6単位までとかのような制限がなされると考えています。働き方改革や、労基署的な観点からセラピスト一人当たりが提供できる単位数も現行よりも少なくなると予測しています。

そんな風になると当然ながら、回復期リハ病棟に勤務している理学療法士や作業療法士や言語聴覚士の何割かは余剰人員となることも考えられる。

そうした余剰の人員で病院側はきっと訪問リハに力を入れるんだろうなと予測しています。

でもね病院や診療所等の訪問リハにも締め付けは来ると思います。すでに訪看リハは少し締め付けられていますからね。

病院や診療所の訪問リハの締め付けっていうのはね、

上図にある診療未実施による減算については厳しくなっていくと考えています。

そうして訪問リハを提供している病院の医師ではなくて、リハの必要な患者さんを紹介してくれる医師に義務付けられている研修の要件も厳しくなる。現時点では猶予されていますが、2030年までにはその猶予も解除されるでしょう。

回復期リハで余剰となったセラピストを訪問リハ業務に回しても、結局そこでも少し締め付けが出てくる。

かといって病院が嫌で訪看リハに転職を検討しているセラピストもいるかもしれないけれど、訪問リハのほうが訪看リハよりは点数が良いので長い目で見れば訪看リハよりも訪問リハが有利な方向に改定されていくと思う。

トータルで見れば医師のいる病院で働いているセラピストのほうが有利だと思うのですが、働きやすいかどうかは別の話です。

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