2022・1・28最近モヤモヤしていること「小児領域の訪問のこと」


Facebookツイッターに投稿したところ、いつもより反応がありましたので、こちらに投稿内容をまとめておきます。

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小児の訪問や稀な疾患の訪問

訪問看護ステーションでも訪問リハでも

小児の新規依頼とか、レアな疾患の新規依頼とかに対して

「経験がありませんから無理」

とか

「自分なんてまだまだです」

みたいな感じで断ったりする。
だから、いつも対応するスタッフは同じになりがち。

「まだまだ」って言う人はいつまでたっても「まだまだ」のまま。

「経験ありません」って言う人は、断っていたらいつまでたっても経験できない。

さらに

「もっと勉強してから」みたいに言う人もいるようなんだけど、日々新規依頼が来ていることを知っているのに「もっと勉強してから」って言うのは、結局勉強する気がないってことですよね。

新しい領域のことを提案すると

「勉強不足」を理由に断られることあるけど、じゃあいつも訪問したり関わって入りしている業務についてはメチャクチャ専門的に勉強してるってことなのか?

何で経験のない領域の訪問依頼が入ると急に「専門的知識を持っていないとできない」って言いだすのかな?

専門的知識がなくても訪問できるケースはたくさんいます。前提として看護師も作業療法士も国家資格をクリアしている専門職だと思うのですが、それすらも否定するのかな?

なんだかよくわからないことが世の中には多すぎる。

結局めんどくさそうだから嫌ですって言っているのと同じじゃないのかと思う今日この頃。

私の最初の一歩のこと

訪問業務に移って、初めて呼吸器をつけている子供さんを担当した時のこと。臨床に出て14年目の時でした。

もちろん呼吸器をつけた小児ケースを担当したことは過去にはありませんでした。

まず、複数の小児の領域にお勤めの作業療法士さんに電話で連絡して相談。

ネットで色々資料を集めたりしました。

他事業所の訪問看護師さんも関わることになったので、連絡。

往診担当の主治医にも連絡を取り注意点などを確認。

訪問初日に、お母さんに正直に「呼吸器をつけたケースの訪問は初めてですが、作業療法士としてできる限りの対応をさせていただきます。」とオリエンテーションを開始しました。

たぶん2005年か2006年頃だと思います。

当時在宅で呼吸器を使用していた子供は全国に約9000人くらい。在宅で呼吸器をつけていて、リハビリテーションを利用しているケースはものすごく少数でした。

少ないながらもいろいろな人の力を借りながらの訪問開始でした。作業療法士として何が出来るのかってことを模索しながら呼吸器をつけている子供さんとかかわるようになった始めの第一歩です。

2022年の現在
昨日は一日訪問でしたが、4件の訪問のうち2件は呼吸器をつけた子供さん。もはやびくびくしながら訪問することはありません。訪問の合間に併設されている児童デイに行って、若いセラピストさんにいろいろ小児のリハについて指導もしています。

誰にでも最初の一歩はあるのです。

昔から堂々と訪問していたわけではありません。

今でも、聞いたことのない疾患の訪問に行くときはいろいろな手段を使って情報集めたり学んだりしています。

とにかく始めないことには、リハビリを待ち望んでいるケースはいつまでたっても始めてもらえないのです。訪問によるリハビリテーションの可能性はなくなってしまうのです。

自分がやっていることを人に押し付けることはありませんが、断ることは残念なことだと考えます。

断るのではなく、どうやったら前に進めるのかってことを考える方がはるかに建設的だなと思います。

50代になりましたが、まだまだ知らないことも多い作業療法士ですが、前には進みたいと考えています。

経験を積み重ねるということ

コードやらチューブやらいろいろつながっているケースの訪問で大事なことは、そういったものが絡み合わないようにすること、そういったものを触ろうとする兄弟たちから担当ちゃんを体を張って守ることです。

そういったご兄弟も、成長していくと少しずつ分かってきてくれる。

ある訪問先では、年長さんはしっかり僕のアシスタントとして活躍してくれます。持ってきてほしいおもちゃを持ってきてくれるし、担当ちゃんの最近の出来事を教えてくれたりします。

経験を積むことで焦ることなく対応できるようになります。

それらを整理しながら、文字にしたり、話したり、書いたりしながら自分のやってきたことを振り返ることで、その経験をほかに伝えることもできるし、自分のやっていることをさらに良いものにすることもできます。

最初からこんな風に段取り良く訪問を開始で来ていたわけではないのです。

以下の資料は、自分の呼吸器をつけた子供さんなどの経験を中心にして、訪問のリハビリテーションで小児領域の訪問に関わり始めた方、これから関わろうとしている方向けに作った研修会の資料の抜粋です

学術的なお話ではありませんが、小児領域の訪問に向けての心構えとか、どんな形で作業療法士として支援に関わっているのかということはお伝えできると思います。

事業所に直接伺って小児領域の訪問のサポートなどもさせていただきますよ。

リアルでもオンラインでも対応いたしますので、興味ある方はお気軽に連絡ください。
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