介護保険の負担割合が2015年8月から1割負担から2割負担になる利用者さんがいることをご存知ですか?2割負担っていうと聞こえはいいですが、はっきり言うと「負担額が2倍になる」ってことなので、きちんと説明できるようになっておきましょう。そんなことを書いてみた。
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2015年8月から負担割合が変わります
とりあえずきちんと読んでおいてほしいのは この資料です。
厚労省から出されている資料です。⇒改正介護保険法に係る周知用のリーフレットの送付について(全老健のサイトに移動します)
制度の改正なので、間違ったことを伝えてしまっては困りますから詳細はこの資料をしっかりとお読みください。
6月から確認すべきこと
現行の1割負担から、2割になる可能性があるのですが、制度適用は8月から開始となります。
だけど、この資料によると
どの利用者さんが1割負担で、どの人が2割負担なのか?
ってことを確認するための「介護保険負担割合証」というものが6月から7月にかけて利用者さんのもとに送付されるようです。
だから、この負担割合証が届いたらコピーを取って事業所でも保管する必要がありますね。そうしないと8月からの自己負担額の請求額がわからなくなりますからね。
利用者さんには
介護保険の書類が6月か7月に送られてくるので、送付されて来たらいまの介護保険証とセットで保管するようにしてくださいね
って伝えておきましょう。バラバラに保管すると事業所側にとってややこしくなりますからね。
誤解されないようにしておきましょう
介護保険で訪問業務に関わっている、看護師さんやリハビリ、ヘルパーさんたちの中には訪問時に集金業務をしているスタッフの方もいますよね。
利用者さんに誤解されないようにきちんと説明しないといけないですよね。
たとえば、1ヶ月の利用料の集金が1000円だった人に対して2000円集まることになるのですよね。
利用者さんにきちんと説明しておかないと
- 利用料を値上げしたのか?
- 儲けようとしているのか?
っていうような誤解が生じる可能性もあります。
だからきちんと説明しないといけないですよね。
- 事業所が値上げしたわけではない
- 事業所に入ってくるお金が増えるわけではない
大阪で働いているといろんなことを言う利用者さんもいますので、このあたりはきちんと押さえておきたいところ。
なにより、政府報道などでは常に
2割負担になります
って言ってますが、正確には
支払料金が2倍になる
ってことなんですよ。表現があいまいになるようにしていると感じるのは僕だけかな。
制度の開始は8月だけど、介護保険負担割合証の発行は6月から開始されますので、利用者さんの手元に届いたらコピーもらいましょうね。
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