介護保険の領域で仕事をしていると、避けて通れないのがケアマネジャーさんとの付き合い。こんな表現してますが、避けて通りたいわけで はありません。私は訪問看護ステーションで働いていますが、お客さんへの訪問を開始するときはうちの事業所とお 客さんとで契約書を交わします。
ケアマネジャーさんや主治医と私たちが契約書を交わしたりすることはありません。しかしながら、ケアマネジャーさんとは協力しながら仕 事をすることになります。私がメインで働いている訪問看護ステーションは単独型の独立した事業所ですので、自分の施設にはケアマネジ ャーさんがいませんので、すべての利用者さんが他の事業所のケアマネジャーと契約しているわけです。 そういった意味では全く関係のない他の事業所の方と協力をしなければならない、不思議な関係なんですよね。
病院からうちの事業所に転職してくる方の多くはケアマネジャーさんとのお付き合いをしたことがほとんどありません。医療保険の領域では ケアマネジャーさんとお付き合いしなくても困らないのです。しかし、介護保険の領域ではそんなことあり得ないんですよね。でも、ケアマ ネジャーの役割についてどんな知識を持っているのかは職員によってバラバラです。その知識と経験によって、お付き合いがうまくいくかど うかが決まってくるんですよね。
利用者さんとのお付き合いとはまたちょっと異なる、ケアマネジャーさんとのお付き合い。 他職種のかたとうまくお付き合いするには、その職種のお仕事の中身がどんな内容なのかをしっかりと把握することが大事です。どんな仕事 をどんなふうにしているのかを把握することで、どんな情報を相手に提供すべきかまた相手からもらえる情報にはどのようなものがあるのか をしることができますし、どのような協力が可能なのかを知ることができます。
そのための研修会を開催いたします。
(この研修会は終了しました)
いまさら聞けないケアマネのお仕事の話 平成23年9月17日(土)15時~17時(14時半受付開始)
定員40名
- 参加費:2000円
- 講師:海原 義公 氏(バーニーズ・ケアプランセンター、大阪介護支援専門員協会 旭区支部・支部長)
- 会場:総合学習施設イージーアカデミー(EGA)
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