連携や多職種協業を阻害するもの

10年以上前から連携の重要さを話してきた。特に「連携」っていろんな業界でいろんな有名人が講演したり研修したりしているけど、いまだに連携が強調されるってことはあまり浸透していないってことだよね。じゃあ、連携や多職種協業を阻害しているものは何なんだってことを考えてみた。


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ホント、連携って難しいよね

連携や協業が大事だってことを否定する人はおそらくいないでしょうね。

苦手なら独立して一人で仕事をするってことになるけど、それでもどこかで人とつながっていないとこの業界では働けないでしょうね。

だけどねー、なんかうまくいかないことが多いよね。

研修会とか勉強会とかでもいろいろと学んでいる人も多いでしょうし、多職種参加型の研修会でグループワークしたりしているんだろうけど、なぜか浸透しない。

きっと難しいんだろうね。

連携を阻害しているもの

必要なのに何で広がらないのか?

それには阻害しているものがあるからなんですよね、たぶん。

ここから先は僕の偏見かもしれないけれど阻害している要因を書いてみる。

勝ちとか負けとか・・・

  • 損とか得とか、勝ち負け根性とか、優劣を決めたがるスタイルというか、スタンスというかそんな考え方が連携を阻害しています


新人のころはよく、

「理学療法士には負けたくない」って思ったりしたもんでした。

今は全くそんな風に思いません。

最近のトピックスでいうと

生活行為向上リハビリテーション実施加算の算定要件の研修会のことでも

「何で作業療法士だけゆるされんねん」

ときっと他職種の人は思っているでしょうね。

けっして

「うちの施設には要件満たした作業療法士がいてるからラッキー」

みたいに思って言う人は少数派。同じリハビリ職種なのに
「なんで作業療法士だけ・・・」
っていう人の方が圧倒的に多いと思う。

そういうスタンスというか考え方が、もうすでに連携をうまくいかないものにしている。心理的になんとなくうまくいかなくなるような下地になっている。

誰が最も貢献したのか・・・

私が時間をかけて関わっている

私が一番利用者さんのことを理解している

みたいに「私が私が・・・」とか「自分が一番・・・」

っていうのは否定しません。だけどこれも極端になっていくと

「あなたたちは何もわかっていないくせに・・・」

ってなってくるんですよね。こうならなければうまくいきそうなのに、なぜかこんな風になってしまうことってよくあると思います。

互いの専門性をタンタンと発揮する

それぞれの職種がそれぞれの専門性を発揮することが連携だと思います。

それこそ、たんたんとやるべきことをやればいいと思う。

だけど、セラピストの専門性はなかなか知られていない。

「訪問看護師さんと同行したときに、血圧測定したらびっくりされた」

作業療法士が血圧測定できるなんて思ってなかったそうだ。だからといってブチキレたりはしない。知られてないんだと思うだけだ。

しっかりとアピールしながら、職業人としての専門性を発揮する。

それができれば連携なんて簡単だと思う。

利益の還元先

あくまでも連携によって得られる利益は患者さんとか利用者さんが得るもの。

職業人として評価されたり、満足感を得るってことは連携の2次的な副産物。

何とか連携が深まってほしいものです。

こんなお話を勉強会とか研修会で聞いてみたい方はいつでもご連絡ください。
⇒⇒講演依頼のこと

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