昨日はある事業所の代表者さんと1時間半ほど意見交換していました。
その中で地域ケア会議への参画についての話題が少し気になったので書いておきます。
専門家としての参加
私は作業療法士として、豊能町というところの地域ケア会議に作業療法士として参加しています。
豊能町の関係者の方から直接連絡をいただき、個人で契約しています。
私の参画に対しては士会とか協会は関与していません。
一方、他の自治体においてはPTやOTの士会に連絡を取り士会が紹介したりするようなstyleもあるようです。
他の都道府県は関知していませんが、
- 士会からの派遣
- 士会からの紹介
が多いのではないかと推測しています。
PTやOTの協会は介護予防や地域ケア会議に関する研修会を都道府県単位で積極的に開催しています。
それぞれの地域で地域ケア会議に参加したり、介護予防に関わったりする理学療法士や作業療法士の質を担保するという点では研修会を開催するということは必要なことだと思っています。
地域事情の把握
ただ、地域ケア会議に参加するには専門家としての知識や技能だけではなくて、その地域の事情をある程度把握していることも必要だと感じています。
地域ケア会議というものはそれぞれの地域事情が反映されるものです。
- 都会か過疎か?
- 事業所の種別の構成割合
- リハビリ資源の量
- その地域の抱えている課題
こういったものは、自治体により異なるでしょう。
だから地域包括ケアシステムの範囲内にある事業所やそこに生活しているリハビリテーション専門職がその自治体の地域ケア会議に参加するほうがより効率的だし、中身のある議論が展開できると考えています。
そこの地域事情をより把握できているからね。
派遣か一本釣りか
士会や協会を通すのか、該当する人物を一本釣りするのかってことは、自治体の判断だと思う。
その自治体にとって効果的な方法があればいい。
だけど、どちらの方法で関わることになったとしても自治体の地域ケア会議に参加することになったりは専門職は、その地域のリハ専門職との連携が必要になると思います。
その地域のリハ事情を把握しなければ適切な意見を述べることはできないでしょうからね。
誰が地域ケア会議に参加しているのかってことを、その地域で働いているリハ専門職がきちんと把握できていることがいいなと思う。
そんな風な展開がスムースになればよい地域になっていくんじゃあないかな。
だけど、なんだかいろんな人や団体がいろんな思惑で動いていたりするので、ギクシャクしている地域もありそうだってことに昨日気づいたので思うところを書いてみました。
こんなお話をリアルに聞いてみたい方はこちらからどうぞ
⇒⇒講演依頼のこと
気に入ったらフォローしてください
Twitter
フォロワーさんは150名くらいです
⇒https://twitter.com/yamada_ot_labo
Facebookページ
フォロワーさんは1900名くらいです!
⇒https://www.facebook.com/yamada.reha.labo
私が書くもう一つのコラムサイト「note」
フォロワーさんは200名くらいです!
⇒https://note.mu/yamada_ot/
やまだリハビリテーション研究所のLINE@を開設しました
ID検索 @yamada-ot.com
【↓↓週末にゆっくり読んでみてください↓↓】
2018年同時改定直前マガジン
(スポンサー広告)
コメント