「自分は平社員だから・・・」とか「経営者ではないから・・・」て言っているような普通のセラピストであっても、2016年の診療報酬改定の重要項目が書かれている目次くらいは読んどけよってこと。
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2025年問題に向けた重要項目
2016年の診療報酬の改定に関しての、資料の中に目次みたいなものがあります。改定項目が列挙されているようなんです。
2016年の改定ってことだけではなくて、この項目は2025年問題に向けた課題を提起しているようにも読み取れる。
改定後の施設基準とか、診療報酬の点数とかに目がいっている理学療法士や作業療法士、言語聴覚士がほとんどだろうけど、これからの10年先のことを考えたセラピストになるには、このポイントをしっかり読んでおく方がいい。
筆者がリハビリテーション専門職にとって重要な項目をピックアップしてみる。
重要なポイント
- 地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点
- チーム医療の推進、勤務環境の改善、業務効率化の取組等を通じた医療従事者の負担軽減・人材確保について
- 地域包括ケアシステム推進のための取組の強化について
- 医師、歯科医師、薬剤師、看護師等による他職種連携の取組の強化等について
- 患者が安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるための取組の推進について
- 質の高い在宅医療・訪問看護の確保について
- 患者にとって安心・安全で納得できる効果的・効率的で質が高い医療を実現する視点
- 質の高いリハビリテーションの評価等、患者の早期の機能回復の推進について
知っているキーワードはいくつありましたか?
診療報酬の改定に関して、こういった項目に着目した改定が進められているんだけど、たいていのセラピストやブログなどのサイトには点数のことを詳しく書いているものの、改定の狙いがなんであるのかってことに触れてあるサイトは少ない。
こういったことに着目して2016年の診療報酬の改定は行われつつある。
今現在、新人~5年目くらいのセラピストはこれから10年後くらいはこういった方向性があるってことをきちんと理解しておかなくてはならない。けっして2016年のことが大事なのではない。
しっかりと方向性を知るってことが必要なんですよ。
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