活動と参加につながるかもしれない取り組みのこと


「送迎」のことや「風呂のこと」「レクへの関わり」のことを作業療法士が実践しているって書いたりすると

「介護士かよ」って

すぐに反応してくる人がいる。

極端だねぇ、まあ過去にもこんなコラムを書いてるんだけどね。

マンツーマンのリハビリテーションだけが理学療法士や作業療法士や言語聴覚士の仕事ではないんですよね。

まずは職場のこと考える必要がある。

場合によっては兼務せなあかんこともある。

今回SNSにも書いた実践

通所リハや通所介護事業所で掛け持ち勤務している。

個別対応の隙間時間を利用していろいろやっている。最近取り組んだのは

「難読漢字」を事業所内のあちこちに貼った。
利用者さん事業所内をウロウロして読みに行ってくれた。普段はマシンと個別以外の時間は座っていることが多い人もウロウロしていた。

漢字しりとり
A4用紙に感じ一文字を大きく書いて、漢字しりとりをしてもらった。

肉⇒熊⇒的

みたいなかんじで、一文字でも意味の通じる漢字しりとりを作った。A4用紙1枚に1文字。全部で15枚くらい。

15枚を机の上において、順番を考えながら並べてもらうという取り組み。

並べると結構横に長くなるので、複数で協力しないと上手に並べられないし、そもそもどの文字がスタートかってことがわからないとかなり難しい。

リアル間違い探し
3時間2回転の通所なので、お昼休み中にカレンダーひっくり返したり、消火器の位置を入れ替えたり普段といろんなものの配置を変えてリアル間違い探し。

個別対応のリハビリ、マシントレーニング、集団体操などの隙間時間に座ってじーっとしている人もいるし、退屈そうな人もいるから、そんな人たちに少しでも活発になってほしいなと思いいろいろアイディアを絞っています。

もちろんこれだけが私の仕事ではありません。休み時間とか利用者さんがいない時間を使いながらこんなことを仕掛けています。

期待されている

隙間時間に色々するようになって1カ月くらいが経過する事業所では、利用者さんが

「今日は何するんや?」

って聞いてくれることが増えてきました。

リアル間違い探しをしたあとは、また僕が何か隠すのではないかと僕が事業所内をウロウロしているとじーっと見つめている人もいました。

こういったことを繰り返すことで、利用者さんの活動性がもっと上がるといいなって期待しています。

難読漢字はけっこう読める利用者さんもいます。

もしかしたらそのうち、自宅でいろいろ調べて教えてくれる利用者さんが現れるかもしれません。

そんなこと期待しながら取り組んでいます。

利用者さんの生活が変わっていくこと

訪問リハビリでの関わりにしろ、通所リハビリや通所介護事業所での関わりにしろ、リハビリテーション専門職である作業療法士として私が目指しているのは、私が直接的に関わらない時間の利用者さんや患者さんの生活が変化することだ。

通所に何か期待してくれてモチベーションが上がれば、それは変化だ。

もし自宅で、難読漢字を調べて通所の時間に持ってきてくれたりすれば、それは在宅の生活での「活動」が増えたってことだ。

個別対応の時間では、必ず自宅でも実践できるホームエクササイズを取り入れるようにしている。

そうすると、自宅で実践していることの報告をしてくれる利用者さんが増えてきた。

在宅でホームエクササイズとして取り組んでいるということだ。これも在宅生活での「活動」が増えたってことだろう。

触るリハビリで変わることと変わらないこと

こういった難読漢字とかリアル間違い探しをやっているとTwitterで上げたところ「介護士さんですか?」とコメントがつく。

触ることだけがリハビリテーションではないのですよ。

「触るリハビリテーション」を実施することで利用者さんが変化し、心身機能が改善し結果として活動と参加が変化することもある。

だけど「触るリハビリテーション」だけでは変化がない利用者さんも多くいるのが生活期の現場だ。

「触らないリハビリテーション」も必要になってくる。セラピストが関わることのない在宅生活を変えるには、利用者さん自身がやってみたい、行動してみたいって変化することが必要だ。

ホームエクササイズ実践してもらうことも必要だ。

色んなかかわり方がリハビリテーションには必要だ。

多職種連携として実践することもある。そのきっかけつくりを作業療法士がすることもある。

作業療法士にしかできない取り組みもあれば、ほかの職種でも実践できるが作業療法士がそのきっかけを作ることも必要な場合もある。

そんなことを考えながら日々いろんな職場で掛け持ち勤務している。

批判する人もいるだろうけど、そんな人には言わせておきます。僕は僕が関わることのできる範囲の人が良い方向に進めばいいと思っている。

それが作業療法士としての実践です。

コラムを書くことで批判もされるかもしれないけれど、共感して同じ方向性を目指してくれている人もたくさんいる。そうすれば僕が直接関与しない方たちにも好影響が生じるかもしれない。そういったことをものすごく期待しています。

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