【回復期リハ・生活期リハ】片麻痺の患者さんがお風呂で足が浮きそうになること

回復期リハ病棟ではADL指導として、入浴動作の練習をすることがある。そんなことについてちょっと在宅の視点から書いてみた。そんなん知ってるよっていうセラピストもいるかもしれないけど書いておこう。


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入浴動作

病院などの練習で、入浴動作練習は退院に向けて取り組むリハビリテーションの一つだと考えます。作業療法士さんが中心になってアプローチしていることが多いかな。

  • 低い椅子からの立ちしゃがみ
  • 洗体動作
  • 浴槽への出入り
  • 浴槽内での立ちしゃがみ

等が入浴動作の工程分析・動作分析としてあげられる動作のポイントだと思います。私も訪問リハの現場において、このようなポイントんいついて居宅のお風呂で練習することがあります。

浴槽内での座位姿勢

老人保健施設に勤務していた時に、入浴に関わっていた介護スタッフから教えてもらったこと。

片麻痺患者さんで、麻痺側の随意性が乏しく低緊張な患者さんの場合

長坐位姿勢で浴槽内に座っていると麻痺側の足が浮き上がってくることがある。麻痺側下肢が浮き上がるだけならいいんだけど、麻痺側下肢が浮き上がることで、シーソーみたいになってお尻が前方に滑って体が湯船の中に滑り込むように沈むことがある

って教えてもらい浴槽内での座位姿勢について検討したことがあります。

このことは、訪問リハに従事するようになっても数名の利用者さんから浴槽内で麻痺側下肢が浮き上がることはあるって教えてもらったので、特殊なことではないと思います。

在宅での対応

お尻が前方にずれないようにする対策として

  • 非麻痺側下肢を、向かい側の壁にあてて軽く押し付けて、お尻が前方にずれないようにする
  • 非麻痺側下肢の膝を屈曲させて(三角すわり)お尻が前方にずれないようにする

ということをこれまでに指導しています。

老健のような大きな浴槽の場合は浴槽のどの位置に座っていただくかってことがポイントになります。

在宅の場合は浴槽内で滑らないように踏ん張るにはどうすればよいのかってことを検討します。

お湯のない浴槽では気づかない

回復期リハ病棟のADL室などでシミュレーションする場合にはお湯のない浴槽を使って練習することが多いと思います。

だけど、実際の入浴動作ではお湯があるので浮力が生じるため、足が浮き上がるという現象が起きます。

シミュレーションでは気づかない現象が、在宅の現場では生じます。お互いの領域のセラピスト同士の情報交換が必要なアプローチだと考えています。

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